最終更新日:2019/11/16
最終取材日:2014/05/02

やなぎばし
路線:黒部峡谷鉄道
宇奈月 ← 
柳橋  森石
所在地:富山県黒部市宇奈月町明日音澤

尾の沼公園から柳橋駅

行き違い待ちする宇奈月行き観光列車
 黒部峡谷鉄道は夏の観光シーズンは列車本数が多く、途中各駅で行き
違いが行われるが乗客を扱っているのは宇奈月、黒薙、欅平、鐘釣の4
駅のみで、他の駅は行き違い目的以外に発電所への作業員や資材の運搬
で、作業員や資材の運搬には関西電力専用列車が使用される。
 ここ柳橋駅も柳河原発電所への資材運搬と列車行き違いのための駅。
宇奈月温泉から最初の駅で、観光列車どうしの行き違いが行なわれる。
 旧柳河原発電所は日本電力によって建設され1927(昭和2)年より
運転を開始した。黒部川沿いの歩道を日電歩道と呼ぶのも日本電力から
きている。
 宇奈月ダムが建設されることになり柳河原発電所は湖底に沈むことに
なり1992(平成4)年10月に運転を終了し、翌年の4月1日から新
柳河原発電所が運転を開始した。落差が少なくなったため出力は435
00kWから41200kWに落ちている。ダム水路式原発電所で上流
の出し平ダムで取水し水路でここまで導水されている
途中黒薙川には
水路橋が架かっている。対岸の2車線の道路は尾の沼の栃の湯まで通じ
ていて対岸から発電所を見ることができる。建物はヨーロッパの城を模
して造られている。

  

尾の沼公園から柳橋駅と新柳河原発電所

到着する宇奈月行き観光列車

尾の沼公園から柳橋駅と新柳河原発電所

到着する宇奈月行き業務用貨物列車

駅名標

観光列車から宇奈月ダム湖

駅からダム湖への階段

列車から
尾の沼公園の栃の湯

列車から尾沼谷の砂防ダム群

湖面橋付近から
柳橋駅と新柳河原発電所

旧発電所の導水管の遺構

対岸から宇奈月行き列車

対岸から欅平行き列車

新柳河原発電所取水の出し平ダム

待避する関西電力専用列車

行き違い待ちする宇奈月行き観光列車

行き違いする観光列車