栃屋駅ホーム入口	発車した10030系普通宇奈月温泉行き
栃屋駅は黒部鉄道の停留所として１９２２(大正１１)年１１月５日に 開業した。黒部鉄道は１９４３(昭和１８)年に合併して富山地方鉄道と なっている。片面ホームの無人駅で駅舎はなくホーム上に待合室が設置 されている。 　元黒部鉄道区間は音沢−宇奈月温泉間を除いて駅間の距離が極端に短 い。栃屋駅は急勾配の途中にあるが、駅の部分は平坦になっている。 　２０００年秋に道路の拡幅により踏切が改良されてホームへの階段が 新しく付け替えられた。元の階段はホームの下に残っている。ホームに トイレがあったが老朽化から撤去された。	駅から約１kmの所にある黒部川に架かる新川黒部橋を渡ると墓の木 自然公園までハイキングコースとなっていて遊歩道が整備されている。 帰りは愛本駅が利用できる。 　新川黒部橋までの旧北陸道沿いに往還の松として植えられた丁松が残 っている。 　山側へ向かえばギンモクセイの大木があり、栃屋金比羅宮から十二貫 野湖、くろべ牧場まきばの風、大谷ダムを巡って舌山駅へ戻るコースも ある。踏切山側の駅近くに「栃屋地区ものしりマップ」がある。待合室 がグリーンにペイントされたのは２０１１年７月３１日。
東側   　　　　　　 旧北陸道沿いの丁松              西側	通過する16010系特急電鉄富山行き
大谷ダム　　有効貯水量は200,000m3	十二貫野湖     有効貯水量256,000m3

ホームから若栗駅方向	ホームから浦山駅方向	駅名標
栃屋駅ホーム	ホームから若栗駅方向	ホームの待合室
ホームの待合室	ホームの待合室	待合室の時刻表と運賃表
若栗駅側の踏切　黒部川方向	踏切から栃屋駅	踏切から若栗駅方向
ホームの待合室　　　　　2000/12/09	踏切からホーム　　　　　2000/12/09	ホーム入口　　　　　2000/12/09