高岡駅方面電停         日中この駅に乗客の姿は珍しい	到着するMLRV1006高岡駅前行き
荻布電停と旭ヶ丘電停の中間地点でＪＲ氷見線能町駅と日本ゼオン高 岡工場、日本曹達高岡工場を結ぶ引込み線が万葉線の線路を横切ってた が、２００５年に鉄道による貨物輸送が廃止され、万葉線との平面交差 も無くなった。 　引き込み線跡は工場側は残っているが、能町駅側は住宅団地に呑み込 まれてしまっている。能町貨物駅と伏木貨物駅は高岡貨物駅に統合され 廃止された。 　電停前に住宅団地があるが、万葉線利用は旭ヶ丘電停が多く、取材時 すべての電車が通過して行った。旭ヶ丘−広小路間が２００円だが荻布 からは２５０円。乗る人はいないと思うが５００ｍ弱の旭ヶ丘まで２０ ０円となっている。頻繁にイオン高岡やアルビスへ買い物に行く人は回 数券より定期券を購入した方が得だと車内で話している人がいた。 　この付近の路盤改良工事は終わっている。電停名に「日本ゼオン前」 というサブタイトルが付いている。	日本ゼオン高岡工場へは電停から約５０ｍ旭ヶ丘駅側の交差点から、 二上山に向かって歩いて約４００ｍで正門に到着する。 　倒産したトンネル掘削会社佐賀工業の跡地が住宅団地になり、どんど ん新しい住宅が建っている。 　電停前にサンバリーグループが運営する老人医療施設サンバリー高岡 病院と老人保健施設しきのケアセンターがある。 　サンバリー高岡病院の前を準用河川の赤堀川が流れている。この川は 平成１８年３月に全面改修工事が完了した。赤堀川は高岡駅付近から市 内の住宅地の雨水を集め小矢部川に流す河川だが、集中豪雨があると度 々浸水被害をもたらしていた。川は能町公民館の裏を通り、中越パルプ 能町工場の構内を流れて小矢部川に注いでいる。 　２０１０年９月に電停が改修された。電停前に堀田盛喜堂という表具 店があるが、店構えが喫茶店のような感じなので近づいてみたが、メニ ューは表具のメニューだった。
越ノ潟方面電停	デ7075越ノ潟行きからデ7073高岡駅前行き
日本ゼオン高岡工場正門	日本ゼオン高岡工場正門前から二上山系城山