西長田駅舎	到着するMC6107+MC6111福井行き
西長田駅は三国芦原電鉄の福井口−芦原間２０kmが開通した１９２８(昭和３)年１２月３０日に開業した。ホームは相対式で駅舎側の１線スルーになっている。ホームは警報機と遮断機の付いた構内踏切で結ばれている。この駅は無人駅だったが平日のみ駅員が配置されるようになった。かつて丸岡線への乗り換え駅だったためか、福井方面ホームに立派な待合室がある。２０１７年３月２５日に坂井市の「笑顔で暮らせるまち」プロジェクトで現駅名に変更された。 　福井方面ホームの裏側に駐車場が設置されており駐車場からテクノポート福井への直行バスが運行されている。駐輪場は駅舎西側に設置されている。 　ホームへはどちら側からも入ることができる。福井方面ホームと駐車場の間にかつての丸岡線の線路が残っているのでこのホームは島式ホームだった。奥の青い壁の建物は保線用資材小屋。三国港方面ホームの三国港側端と県道１０号線の間に、えちぜん鉄道西長田変電所があったが老朽化のため、福井方面ホーム側に新築移転した。 　京福電鉄丸岡線は西長田駅からＪＲ北陸本線の丸岡駅をオーバークロスして丸岡町の本丸岡を結んでいたがモータリゼーションの進行により１９６８(昭和４３)年７月１０日限りで廃止された。廃線跡の遺構は各地に残っている。 　駅の西側を県道５号線が東側を県道２９号線が通っている、ホームの北側に両県道を結ぶ県道１０号線の踏切がある。駅周辺は水田地帯で福井寄りに春日野住宅団地がある。 　福井駅側の市道踏切から東へ１００ｍほど行くと１００台規模の県営パークアンドライド駐車場が設置されている。また、西へ３００ｍほど行くと長田神社がある。
構内踏切からホーム	到着するMC6105+MC6112三国港行き