糸魚川駅北口(日本海口)	１番線を発車したET122-8直江津行き
糸魚川駅は国鉄信越線の名立−糸魚川間が開通した１９１２(大正元) 年１２月１６日に開業した。翌年４月１日に直江津−糸魚川間が北陸本 線に編入された。 　１９３４(昭和９)年１１月１４日に大糸北線が根知駅まで開通し、１ ９５７(昭和３２)年８月１５日に大糸北線が大糸線に編入された。２０ １５年３月１４日に北陸新幹線長野−金沢間開業し、北陸本線はえちご トキめき鉄道日本海ひすいラインとなり、駅舎は橋上駅化された。 　ホームは北口側が１番線で、直江津方面、２番線は当駅折り返し列車 が使用する。３番線は泊方面の上り列車と大糸線列車の一部が使用、４ 番線が２番線側の切り欠くきホームで大糸線列車が発着する。 　終日社員配置の、えちごトキめき鉄道の直営駅で窓口の営業時間は７ 時から２０時までとなっている。えちごトキめき鉄道の窓口と券売機で は、えちごトキめき鉄道全線、ＪＲ信越本線新潟までと大糸線南小谷ま で、北越急行全線と上越線の六日町−越後湯沢間、あいの風とやま鉄道 線の富山までの乗車券を購入することができる。その他のＪＲ乗車券や 特急券、指定席券は新幹線駅の窓口で購入することができる。	駅前には頸城自動車系列の頸城バスと糸魚川バスが乗り入れている。 糸魚川バスはコミュニティーバスで、糸魚川市内を巡っている。 　南口駅前には煉瓦造り車庫の正面の壁が移設されている。大糸線を走 っていた２エンジン気動車のキハ５２−１５６が保存されており正面の 壁を潜って出し入れするようになっており晴天の日は外に展示される。 　駅舎内に鉄道模型のＨＯゲージとＮゲージのジオラマがあり、有料で コントローラを操作して運転することができる。車両の持ち込みもでき 持ち込んだ方が料金が安い。　駅前西側にＣ１２ＳＬパークがあり、Ｃ １２−８８が展示保存されている。こちらには上屋はない。 　南口から市役所が見えるが、市役所の東側に天津神社・奴奈川神社が ある、天津神社は１２代景行天皇の御代の創立とされる古い神社で、多 くの指定文化財を有している。舞楽は国の重要無形民俗文化財で毎年４ 月１０日・１１日の春の大祭に奉納される。祭礼には五穀豊穣を祈って 神輿の競合が行なわれ、「けんか祭り」として親しまれている。境内に 奴奈川神社が併存する。越後国一ノ宮。
自由通路から直江津駅方向	南口(アルプス口)
キハ５２−１５６の車内	ジオパル内のＨＯゲージ ジオラマ
糸魚川市役所近くの天津神社・奴奈川神社拝殿　左は奴奈川神社本殿	天津神社の祭礼 糸魚川けんか祭り　新幹線11番ホーム階段のパネルから