最終更新日:2016/11/28 最終取材日:2016/11/07 |
えっちゅうなかむら 路線:富山地方鉄道本線 早月加積 ← 越中中村 → 西魚津 |
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所在地:富山県滑川市中村 |
越中中村駅ホームへの入口 |
発車した16010系普通宇奈月温泉行き |
富山地方鉄道越中中村駅は富山電気鉄道の滑川−早月が開通した19 35(昭和10)年12月13日に早月駅として開業した。 駅舎はなくホーム上に待合室にが設置されている。中滑川駅から、こ こまで、あいの風とやま鉄道線が平行している。駅からは早月川に架か る鉄橋が見える。 地鉄本線は早月川鉄橋を渡った後、あいの風とやま鉄道をアンダーク ロスして海側へ出て、行き違い可能駅の西魚津となる。 1950(昭和25)年3月23日に浜加積−早月間に交換設備を持っ た早月加積駅が開業して駅名を越中中村と改称した。 旧国道8号線沿いの中村の集落から離れており、また、至近距離に運 賃の安い、あいの風とやま鉄道線東滑川駅があるため利用客は少ない。 おそらく地鉄でも最も利用客の少ない駅、自転車での利用も無く駐輪場 も無い。 |
かつて越中中村駅には浜加積駅と同一設計の駅舎と隣に変電所の建屋 があったが、老朽化により取り壊された。駅前に広い空き地があるのは その名残である。駅舎は1978年3月に撮影された写真が残ってい る。取り壊す直前らしく、すでにホームへの階段と待合室の土台ができ あがっている。浜加積駅や西魚津駅も老朽化しており、いずれ取り壊す か観光資源として改修されるかするだろう。 駅のすぐ東側を流れる2級水系早月川は剱岳から流れ出る白萩川が馬 場島で大日岳からの立山川を合流し、白萩発電所付近で奥大日岳からの 小又川が合流して早月川となる。 早月川は全国屈指の急流河川で、平均勾配8.3%のため、日本海に注 ぐ河口まで大きな石がゴロゴロしている。旧河川名は延槻川(はいつき がわ)と言い、大伴家持の歌として万葉集にも出てくる。「立山の 雪し 来らしも 延槻の河の 渡り瀬 鐙浸すかも」と歌われている。 |
早月加積駅側からホーム |
発車した14760系普通電鉄黒部行き |
河口に大きな石が転がる急流の早月川 |
ホームから通過する あいの風とやま鉄道413系黒部行き |
ホームから早月加積駅方向 |
ホームから西魚津駅方向 |
駅名標 |
西魚津駅側端からホーム |
待合室入口の乗車方法案内板 |
待合室内部 |
待合室の時刻表 |
待合室の運賃表 |
ホームへの入口と待合室 |
西魚津駅側ホームへの入口 |
ホーム西魚津駅側端から |
ホームからAR東滑川駅 |
東滑川駅ホームから越中中村駅 |
西魚津駅側から越中中村駅 |
駅前の農道 早月川方向 |
ARの送電設備 |
ホームから海側 |
ホームから山側 |
JR419系普通富山行き 2001/10/01 |
JR681系特急越後湯沢行き 2001/10/01 |
JR475系普通直江津行き 2001/10/01 |
早月川を渡る10030系普通宇奈月温泉行き |
早月川を渡る14760系特急宇奈月温泉行き |
早月川を渡る16010系特急電鉄富山行き |
発車した10030系普通電鉄富山行き |
到着する14720系普通宇奈月温泉行き |
発車した16010系普通宇奈月温泉行き |
東滑川駅から10030系普通電鉄富山行き |
発車した10030系普通電鉄富山行き |
通過する16010系特急宇奈月温泉行き |