電鉄石田駅舎	到着する10030系普通電鉄富山行き
電鉄石田駅は富山電気鉄道が西三日市(電鉄黒部)まで開通した１９３ ６(昭和１１)年１０月１日に開業した。当時は黒部鉄道の石田港駅が存 在していたので電鉄石田となった。駅から、あいの風とやま鉄道黒部駅 までは約１.５kmくらいある。 　駅舎は当時の物が使われている。ホームは相対式で、特急通過駅だが １線スルーになっておらず駅舎側が宇奈月温泉方面、警報機と遮断機の 付いた構内踏切を渡って反対側が電鉄富山方面となっている。 　１線スルー化されている越中荏原、越中舟橋、早月加積などの駅では 交換する場合通過列車はスルー側を通過する。停車する列車も交換がな い場合はスルー側に停車する。 　駅舎北側にあった駐輪場が南側に移設され、跡地に水洗トイレが新設 された。富山地方鉄道の汲み取り式トイレは総て撤去され、必要な駅に は水洗トイレが新設されている。駅と石田小学校の間に、指定障害福祉サービス事業所就労継続支援の、せせらぎハウス黒部がある。	駅近くの海岸は石田浜海水浴場となっている。海岸に石田漁港、石田 フィッシャリーナ、グリーンパークおおしまキャンプ場がある。 　駅の北側に石田小学校、駅の南側に黒部自動車学校、石田企業団地が ある。駅前に黒部市立石田公民館があったが、地鉄本線東側の石田近隣 公園内に新築移転し、建物は現在、指定傷害福祉事業所せせらぎハウス 黒部になっている。駅の北側に、県立にいかわ総合支援学校がある。 　駅東側は住宅団地となっているが、２０００年１２月にここを訪れた ときには「富山地方鉄道住宅団地　現地受付開催中」の看板が立ってい た。駅舎左に見える家もその時に建ったものらしい。地鉄本線と北陸本 線の中間を国道８号線の入善黒部バイパイが通っている。 　２００７年から３月下旬〜５月下旬までと９月中旬から１１月上旬ま での休日限定で、富山地方鉄道とＮＰＯ法人「黒部まちづくり協議会」 が５００円で地鉄本線の黒部市内区間、電鉄石田−宇奈月温泉間が、１ 日乗り放題のワンコインフリー切符を発売している。
石田近隣公園	発車した14760系普通宇奈月温泉行き
黒部市立石田小学校	片貝川河口　青い屋根はグリンパークおおしま実習棟

ホームから経田駅方向	ホームから電鉄黒部駅方向	宇奈月温泉方面ホームの駅名標
電鉄富山方面ホームの駅名標	電鉄富山側からホーム	宇奈月温泉駅側踏切からホーム
ホーム入り口から経田駅方向	ホームから構内踏切	開業時からの宇奈月温泉方面ホーム上屋
駅舎の飲料自販機	駅舎のベンチ	駅舎の運賃表と時刻表
駅舎北側の水洗トイレ	駅舎南側の駐輪場	せせらぎハウス黒部(旧石田公民館)