最終更新日:2019/05/17
最終取材日:2019/04/18

ちじ
路線:JR西日本七尾線
羽咋 ← 千路 → 金丸
所在地:石川県羽咋市千路町ヘ−11

千路駅舎

到着する415系普通七尾行き
 千路駅は七尾鉄道が七尾まで開通した1898(明治31)年4月24
日に開業した。ホームは片面式で無人駅。線路の向い側にかつては交換
駅だったような空き地がある。
 ホームは電化に際して嵩上げされ駅舎とは2段の階段がある。千路の
集落は低い所にあり、駅舎へは階段とスロープがあり、待合室には券売
機が設置されている。
 券売機では七尾線全線、北陸本線大聖寺駅まで、城端線全線、氷見線
全線、高山線千里駅まで、IRいしかわ鉄道全線、あいの風とやま鉄道
水橋までの乗車券が購入できる。
 駅舎の金丸駅側に駐輪場があり、ホームの向側にパークアンドライド
駐車場がある。集落の反対側は丘陵になっており七尾と羽咋を結ぶ県道
2号線は1段と高い所を通っている。駅から1kmほど南側に白鳥の飛
来地として有名な邑知潟がある。
 ホームから七尾寄りに羽咋と志賀町を結ぶ能登サンセットライン(羽
咋広域農道)の跨線橋が見える。羽咋広域農道では邑知潟の真ん中を渡
る邑知潟大橋架かっている。
 邑知潟には長曽川、久江川、飯田川が流れ込み、羽咋川となって日本
海へ流れ出る。
 10月末から3月中旬にかけて、シベリアから白鳥やカモが餌を求め
越冬する。夏はツバメやカッコウなどの姿が見られる。野鳥観察に最適
な場所となっている。白鳥はコハクチョウで、たまにコブハクチョウも
見られる。
 駅近くの県道233号線沿いに古永建設しだれ桜園がある。地元の新
聞、テレビ等で紹介された桜の隠れた名所で、地元だけではなく遠方か
らの観光客も増えている。
 個人所有の庭園で無料開放されている。訪れた2019年4月18日
は50台規模の駐車場は、平日なのにほぼ満車だった。駅から約1km
で歩いて行くことができる。

邑知潟に架かる羽咋広域農道邑知潟大橋

邑知潟上空を飛ぶコハクチョウ

古永建設しだれ桜園

邑知潟のカモ 手前がマガモ、奥はオナガガモ

ホームから羽咋駅方向

ホームから金丸駅方向

ホームの駅名標

駅舎前から羽咋駅方向

駅舎前から金丸駅方向

ホーム羽咋駅側端から

ホームのベンチ

ホームへの出入口

通路の時刻表

駅舎待合室の券売機

駅舎待合室

駅舎待合室の運行状況ディスプレー

金丸駅側の駐輪場

駅舎前の花壇

千路老人クラブの花壇

ホームの列車接近警報機

案内放送スピーカー

ホーム側の駅銘板

駅舎の駅銘

通路の運賃回収箱

券売機の運賃表

駅舎から階段とスロープ

花壇の「となりのトトロ」像

パークアンドライド駐車場

ホームから常磐山専修寺

邑知潟大橋

古永建設しだれ桜園

千路駅舎    2006/07/23

ホームから駅舎    2006/07/23

駅舎待合室    2006/07/23

邑知潟上空を飛ぶコハクチョウ

邑知潟を飛び立ったオナガガモ

発車した415系普通七尾行き