最終更新日：2014/05/10 最終取材日：2011/05/07		さんじゅうはっしゃ 路線：福井鉄道福武線 泰澄の里　←　三十八社　→　鳥羽中
所在地：福井県福井市下江尻町

三十八社駅ホーム　構内踏切から越前武生方向	発車した772+773普通田原町行き
三十八社駅は福武線の兵営(神明)−福井市(福井新)間が開通した、１９２５(大正１４)年から１０年後の１９３５(昭和１０)年７月１日に開業 した。最初の駅舎は現在地から約１km北の三十八社町近くにあり、その駅に雷が落ち消失し、再建を目指していたが土地がらみの問題で現在の 場所に移転したらしい。元の駅があった所は現在浅水町となっている。 　現在は駅付近に住宅地や工場があるが駅ができた当時線路の周りはすべて水田だった。旧国道８号(県道２２９号)線の更に西側にある三十八 社町が最も近い集落だったので駅名となったらしい。 　駅の周りは今も水田で駅前の鯖江市鳥羽２丁目に住宅地がある。福井市と鯖江市の境界にあり、駅の西側５００ｍくらいの所に江尻ケ丘団地 がありホームからも見える。駅から北北西約１kmの三十八社町に大規模な杉の木台団地がある。 　プレハブの駅舎は西側を駐輪場として使用する以外は使われておらず、両方のホームに待合室が設置されている。ホームへの入口は東西両側 にあり、ホームは警報機と遮断機の付いた構内踏切で結ばれている。線形は駅舎側の１線スルーになっており急行や回送列車はスルー側を通過 する。現在のダイヤでは７時台１本のみ行き違いが行われる。 　周りが水田のため、遠くの建物もよく見える。北側には日通トランスポート福井支店(２０１１年６月に日本トラックから社名変更)、南側に はスポーツ倶楽部のルネッス鯖江、ザ・レジェンド、東側には大日メタックスの工場が見える。
田原町方面ホームから国道8号線方向	到着する882+883普通越前武生行き
越前武生方面ホーム側から三十八社駅	駅前から下江尻町　三十八社町は更に左側