荻生駅舎	到着する17480系普通電鉄富山行き
富山地方鉄道荻生駅は黒部鉄道が三日市(現ＪＲ黒部駅)から下立まで 開通した１９２２(大正１１)年１１月５日に開業した。駅舎は当時のも のが使われている、片面ホームの無人駅。東三日市駅を発車した宇奈月 温泉行きは国道８号線をオーバークロスするとすぐに荻生駅となる。宇 奈月温泉に向かって発車するとすぐに進行方向右側に黒部市立桜井中学 校が見える。 　駅の南側を富山県道１４号線が通っている。１４号線は国道８号線と 宇奈月温泉を結んでいるが、現在は生地魚の駅から国道８号線、北陸自 動車道の黒部インターチェンジを経由する県道５３号線がメインルート となっている。若栗地区の中坪交差点から県道１４号に名前が変わる。 若栗より先の旧１４号線は黒部市道となり、若栗交差点−中坪交差点間 が県道１４号線になった。荻生駅は荻生地区の南端にあり、荻生地区は 黒部川左岸まで広がっている。	荻生地区には北陸自動車道の黒部インターチェンジがある。インター チェンジは舌山駅の方が近い。駅から約５００ｍのところに桜井中学校 がある。２０１７年９月に桜井中学校の新校舎が完成し、珍しいクラス ター構造だった旧校舎は解体された。 　荻生駅のホームが老朽化していた為２００８年９月頃、ホームの舗装 と駅舎屋根の修復が行われた。この時電鉄富山側にあった駅名表示板が 駅舎近くに移設され、上屋下に木製ベンチが設置された。 　黒部市は２０２０年４月の桜井、宇奈月両中学校の統合に伴い、電車 通学の生徒が利用することになる桜井中学校最寄りの荻生駅を、現駅向 かい側の貨物ホーム跡に駅舎・ホームを新築し、２０１９年１２月２５ 日に新駅舎とホームが完成し利用開始された。統合明峰中学校の宇奈月 方面からの生徒が利用する。
三日市駅側からホーム	長屋駅側の踏切から宇奈月温泉駅方向
黒部市立桜井中学校	発車した17480系普通宇奈月温泉行き

ホームから東三日市駅方向	ホームから長屋駅方向	ホームの駅名標
長屋駅側からホーム	ホーム乗車位置付近	ホーム乗車位置と停車中の17480系
駅舎からホームへの階段	ホームへのスロープ	駅舎の待合室
待合室の時刻表・運賃表・路線図	駅舎から市道へのスロープ	駐輪場
長屋駅側の踏切	長屋駅側の踏切からホーム	黒部市立桜井中学校
旧駅舎　　　　　　　　　2017/08/03	長屋駅側から旧ホーム　　　2017/08/03	三日市駅側から旧ホーム　　2017/08/03