最終更新日:2024/10/07
最終取材日:2024/09/07

のとべ
路線:JR西日本七尾線
金丸 ← 能登部 → 良川
所在地:石川県鹿島郡中能登町徳丸ロ41

能登部駅舎

良川駅側から能登部駅ホーム
 能登部駅は七尾鉄道が七尾まで開通した1898(明治31)年4月
24日に開業した。現在の駅舎は1957(昭和32)に建て替えられ
ギャラリーが併設されている。
 2021年3月31日まで委託駅だったが、ICOCAエリアになっ
たため同年4月1日から無人駅となった。改札口横には自動券売機が設
置されている。
 ホームは相対式で駅舎側の1線スルーになっている。駅舎側1番線が
七尾方面、跨線橋を渡って反対側2番線が金沢方面だが、通過列車はス
ルー側を通過する。
 2021年3月13日から521系100番台の運行が始まりIC乗
車券の利用が開始された。鹿西高校があるため、改札機は駅に設置され
ており、車載改札機は使用停止状態になる。
 中能登町は2005(平成17)年3月1日に鳥屋町、鹿島町、鹿西町
が合併してできた町で庁舎は分庁舎となっている。
 ここ能登部は旧鹿西町の中心で、駅近くに石川県立鹿西高校、中能登
町立の鹿西中学校、能登部小学校あり、中能登町鹿西庁舎がある。

 中学校は生徒の減少から旧町に1校ずつあったのが、中能登中学校に
統合され、2013年4月に良川駅東口に校舎が建設され開校した。
 県道を挟んで北西の丘陵地帯には神社仏閣が並んでいる。駅から約1
km北側に雨の宮古墳群がある。雨の宮古墳群は、眉丈山(標高188
m)の山頂を中心に、4世紀の中頃から5世紀の初めにかけて造られた
36基の古墳からなる古墳群で1982(昭和57年)年10月12日に
史跡に指定された。
 1993(平成5)年から5年間発掘調査が行なわれ1994(平成6)
年から文化庁の史跡等活用特別事業により、古墳が造られた当時の姿に
復原された。古墳は前方後方墳で、この形の古墳は出雲地方に多く見られ、ここも出雲系の古墳ではないかと言われている。山の西側に眉丈台地が続き自然緑地公園になっている。

東口のIC乗車券改札機 駅舎改札口にも設置されている

金丸駅側から能登部駅ホーム

能登部駅停車時は車載改札機が使用停止になる。

雨の宮古墳群 雨の宮1号墳   (Wikipediaから)

ホームから金丸駅方向

ホームから良川駅方向

1番ホーム駅名標

2番ホーム駅名標

1番ホーム駅名標

1番ホーム

2番ホーム

跨線橋

ホームの待合室

ホームから改札口

改札口

窓口

駅舎待合室の券売機と時刻表

駅舎待合室

ギャラリー

パーク&ライド駐車場・奥が駐輪場

石川県立鹿西高校

駅前のJA会館は解体され更地となっている