水居駅は三国芦原電鉄の芦原(現:あわら湯のまち)−三国町(現:三国)間４.１８kmが開通した１９２９(昭和４)年１月３１日に開業した。駅ができた当時は加戸村だった。
　片面ホームで駅舎は無くホーム入り口近くに待合室がある。ホームからは前に福井県坂井合同庁舎、東側には芦原温泉街が見える。合同庁舎東側の道路を１kmほど行くと旧加戸村の中心部となる。福井駅側にえちぜん鉄道の変電所がある。変電所から駐車場と駐輪場が並んでいる。駐車場からホームへの階段が設置されている。
　駅は坂井市とあわら市の境界付近にあり、駅付近では竹田川が両市の境界となっている。竹田川は坂井市丸岡町上竹田から流れ出る九頭竜川の支流で途中に龍ヶ鼻ダムがある。
　人気アイドルグループ「嵐」が２０１９年１月に２０２０年末での活動休止発表後、祠(ほこら)を“巡礼”するファンが増え、福井県あわら市の祠がインターネット上ので注目を集めている。
　祠があるのは、当駅から徒歩約１５分の竹田川沿いの宮前にある御前神社(みさきじんじゃ)の境内にあり、「嵐」相葉雅紀さんの名字と同じ「相葉神社」と呼ばれている。
　インターネット上では、「えちぜん鉄道三国芦原線の「水居」という駅から、徒歩１８分」と紹介されている。「嵐」のファンから御前神社、祠、駅名標の投稿があり更新した。