最終更新日:2019/11/24 最終取材日:2016/12/12 |
みなみとやま 路線:富山地方鉄道不二越・上滝線 大泉 ← 南富山 → 朝菜町 |
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所在地:富山県富山市大町217-8 |
研修センター1階の駅舎 |
停車中の10030系普通電鉄富山行き |
名前のごとく富山市の南部に位置し、かつては富山地方鉄道の一大ジ ャンクションだった。上滝線・不二越線・市内軌道線・笹津線がここ南 富山を起点としていた。 最初にできたのが笹津線で駅名は堀川新だった。市内電車の電停名も 堀川新駅前だった。1915(大正4)年3月に市電が開通している。 1921(大正10)年に南富山−上滝間に上滝線の前身の富山県営鉄 道が開通し南富山駅となった。 笹津線は高山本線開通時に廃止となったが、その後1950(昭和2 5)年に富山地方鉄道の手で復活した。この時駅舎も改築された。笹津 までの開通は1952(昭和27)年8月である。現在の駅舎は1968 (昭和43)年に軌道部総合ビルとして新築されたものである。笹津線は 1975(昭和50)年に利用者減から廃止された。 南富山には市内軌道線の車庫、運転研修センターがあり、市内電車の 女性運転士もここから誕生した。市電の検査修理はほとんどここで行わ れるが、全塗装などは稲荷町工場でも行われるため、市電がディーゼル 機関車に引かれて鉄道線の不二越線を走ることがある。 |
通常は終電後の深夜に行われるが、2001(平成13)年の10月1 4日の鉄道の日には「おもしろ探検列車」と称して乗客を乗せたまま、 南富山−稲荷町間を走った。この駅では鉄道線車両と路面電車の並びも 見ることができる。 富山地方鉄道では歴史的経緯から稲荷町−南富山間3.3kmを不二越 線、南富山−岩峅寺間12.4kmを上滝線としているが、当HPではま とめて上滝線としている。駅近くには富山高校、富山いずみ高校(富山 女子高校)があり高校生の利用が多い。不二越・上滝線の沿線には不二 越高校、富山南高校、富山工業高専がある。朝の通学時間帯ここから市 内各地へのバス路線もあり、地鉄タクシーも駅前で営業している。 2011年12月3日公開の映画「RAILWAYS 愛を伝えられ ない大人たちへ」では、この駅が度々登場する。主人公滝島徹が自転車 で出勤する場所で、滝島の家が大泉駅付近にあるという設定になってい る。路面電車の詰所はここにあるが、主人公が運転する鉄道線の詰所は 電鉄富山駅にある。駅前駐輪場は映画のセットで実際の駐輪場は駅舎裏 側の市電の車両基地との間にある。 |
ホームへの入口 |
停車中の16010系イベント列車 |
富山高校の南富山駅側入口東門 |
発車したレトロ電車デ7022 |
ホームから大泉駅方向 |
ホームから朝菜町駅方向 |
電鉄富山方面ホーム駅名標 |
岩峅寺方面ホーム駅名標 |
ホームの乗り場案内 |
岩峅寺駅側からホーム |
構内踏切からホーム |
車両基地側から南富山駅ホーム |
車両基地側から南富山駅 |
改札口と窓口 |
窓口と券売機 |
時刻表 |
改札前から待合室 |
入口から待合室 |
IC乗車券「えこまいか」チャージ機 |
第2待合室がトイレと自販機コーナーに |
軌道線のホーム |
駐輪場 |
笹津線最後の日 1975/03/31 |
笹津線ホーム 最後の日 1975/03/31 |
除雪用の単車が見える 1998/12/12 |
県道43号線の踏切 |
踏切から南富山駅 |
踏切前から南富山駅 |
駅前の軌道線線路 |
軌道線南富山駅前電停 |
ホームへの通路 電車側に遮断機 |
駅舎側から駐輪場 |
軌道線南富山車両基地 |
稲荷町工場へ市電を運ぶ機関車 |
上滝線除雪車DL13 |
駅前駐車場 |
地鉄社員駐車場 |
県道43号線大町地下歩道 |
大町地下歩道入口 |
富山地方鉄道研修センター |
北陸アート院 |
恵みバプテスト教会 |
太郎丸公園 先に富山高校 |
富山市民病院 |
大町公園 |
到着する10030系普通岩峅寺行き |
到着する10030系普通岩峅寺行き |
発車した10030系普通電鉄富山行き |
到着する14760系普通岩峅寺行き |
発車した10030系普通電鉄富山行き |
停車中の10030系普通電鉄富山行き |
到着する14760系普通岩峅寺行き |
到着する14760系普通岩峅寺行き |
到着する10030系普通電鉄富山行き |