明峰駅は１９８８(昭和６３)年１０月１日に周辺住民の長年の要望により開業した。ホームは相対式で海側西口のホームが金沢方面、山側東口のホームが福井方面。駅舎は無いが各ホームに待合室が設置され、金沢方面ホームには自動券売機が設置されている。ホームは鉄骨の土台の上にコンクリートパネルを敷き詰めた簡易型で、上下ホームは小松市が設置した横断地下道で結ばれている。福井方面ホーム登り口にトイレが設置されている。２０１７年４月１５日に金沢−大聖寺間がＩＣＯＣＡエリアになり、各ホームの入口にＩＣ乗車券用の簡易改札機が設置されている。
　駅の金沢側に犬丸小学校、福井側に板津中学校、石川県立小松北高校、石川県立小松明峰高校がある。またホームからは国道８号線沿いのイオン小松店(イオンモール新小松ではない)、ドンキホーテ小松店が見える。高校のある山側には大規模駐輪場が設置されている。周辺は新興住宅地で両側に通勤者用の月極駐車場がある。また、家族のマイカーでの送迎も多く、山側には送迎者用の駐車場もある。
　前回取材した直後の２００６年１２月に駅前から県道１６９号線を横断する明峰熊野横断歩道橋が完成し、横断歩道を迂回する必要がなくなり、小松北高校、小松明峰高校への通学路が改善された。
　２０２４年３月１６日北陸新幹線 金沢− 敦賀間開業に伴いＩＲいしかわ鉄道に移管された。