最終更新日:2020/11/05 最終取材日:2004/09/04 |
えちぜんたけはら 路線:えちぜん鉄道勝山永平寺線 山王 ← 越前竹原 → 小舟渡 |
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所在地:福井県吉田郡永平寺町竹原 |
越前竹原駅舎 |
発車したMC6102勝山行き |
越前竹原駅は1914(大正3)年2月11日に福井県で電源開発を行っていた京都電灯の越前電気鉄道として新福井〜市荒川間が開通したのが始まりで駅は400mほど勝山寄りの市荒川の集落に作られた。 上志比村の中心は1つ福井寄りの山王で村役場も山王駅付近にあった。竹原も大きな集落で小学校を始め村の施設の多くは、竹原と山王の中間地点にある。上志比村は2006年2月13日に合併して永平寺町となった。 駅の前を福井県道255号牧福島上荒川線が通っている。ホームは島式で、勝山永平寺線の列車は越前新保、永平寺口とともにここで行き違いが行われる。 駅から1km勝山寄りの九頭竜川沿いに関西電力市荒川水力発電所がある。水路式水力発電所で最大出力は45700kwである。駅から2kmほどの山中に吉峰寺がある。この寺は永平寺の開祖である道元が、1243年、越前志比庄の地頭波多野義重の進めにより京都から越前に移り、永平寺の前身の大佛寺を竣工するまでの間、滞在したといわれる。現在の吉峰寺は、1903年に仏心大和尚によって再興されたもので、境内には本堂、開山堂、仏心閣などが点在し、静かなたたずまいをみせている。 駅から500mの所には興行寺がある。興行寺は浄土真宗を興した蓮如上人が、比叡山の弾圧を避け、越前に移り吉崎で布教する際、最も貢献したとされる寺で隣接する「真宗未来館MUSEUM華の蔵」には吉崎布教の資料が展示されている。駅から1kmの所に弁財天白龍王大権現がある。ここは水と商売繁盛の神様として県内外からの参拝者が多い。 |
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関西電力市荒川発電所 線路下を潜る送水管 |
九頭竜川小舟渡橋から関西電力市荒川発電所 |
ホームから福井駅方向 |
ホームから勝山駅方向 |
ホームの駅名表示板 |
勝山駅側からホーム |
駅舎の入口 |
パーク&ライド駐車場 |
駅舎(京福) 2000/11/25 |
ホーム(京福) 2000/11/25 |
行き違い(京福) 2000/11/25 |
ホームから駅舎 |
福井側のポイントシェルター |
駅舎の待合室 |
駅舎入口の銘板 |
駅舎前駐輪場 |
駅前を通る県道255号線 |
ホームから山側 |
発車したMC6102勝山行き |
関西電力 市荒川発電所 |
関西電力 市荒川発電所 |
発電所付近から白山 |
九頭竜川と国道416号線 |