勝山側踏切から越前開発駅ホームと駅舎	発車したMC7001+TC7002勝山行き
京都電灯福井支社が１９１４(大正３)年２月１１日に新福井−市荒川間 ２０.３kmを開通させたが、越前開発駅は福井口−越前新保間の新駅として１９３２年８月２０日に開業した。開発駅は富山地方鉄道上滝線にあり、１９２１年４月２５日に開業している。後から開業した駅に旧国名が付けられたが、現在はそんな慣習はない。 　ホームは島式で他のえちぜん鉄道の駅同様に狭かったが、２０１６年３月２６日のダイヤ改正時に福井口−越前開発間が単線化され、当駅での行き違いもないことから行き違い設備も撤去された。その後、駅舎側の線路跡地を利用してホームが拡幅された。警報機と遮断機の付いた構内踏切も廃止されている。 　駅舎反対側は住宅地で入口はない。平日のみ７時５分から１９時４０分まで駅員が配置されている。訪れた２０１７年４月２３日は福井駅東口でディズニーパレードがあり、１５時ころまで駅員が配置され、列車はすべて２両編成で運行されていた。　２００８年に訪れたときは、屋根付きの駐輪場はなく、駅舎前は自転車であふれていたが、屋根付き駐輪場が整備されていた。レンタサイクルがあるが駅員のいる平日のみしか利用できない。 　駅の東側にえちぜん鉄道と平行して、越前島橋付近で国道４１６号線となる４車線の道路が通っている。駅の近くで国道８号線をアンダークロスしているが８号線へのインターは無い。駅の北側に福井市立啓蒙小学校、西側に労働基準監督署、駅近くに結婚披露宴のビデオ撮影などを行っているＴＶ８チャンネルの本社ビルがある。
勝山側踏切から駅舎	勝山側踏切からホーム
越前開発交差点から勝山方向	到着するMC6106+MC6102福井行き