越中荏原駅舎	到着する10030系普通電鉄富山行き
越中荏原駅は１９３１(昭和６)年１１月７日富山電気鉄道が富山田地 方−上市口間を開業した時に島村駅として開設され１９４０(昭和１５) 年９月１日に島村が新庄町などとともに富山市と編入されて消滅したた め、１９４５(昭和２０)年９月２１日に越中荏原駅に改称された。現在 の駅舎は２０１０(平成２２)年３月１９日に完成した。 　常願寺川がすぐ傍までせまった富山市の外れであったが、今は富山市 の住宅地となっている。ホームは島式で１線スルーとなっており交換が ない場合は上下線列車ともスルー側の１番線を使用し、特急列車も減速 せずに通過する。地鉄ＯＢと思われる依託駅員が配置されている。	駅から１kmの所にある富山第一高校の最寄り駅で朝夕は通勤通学客 も多い。駅には相当数を収容できる駐輪場があるが高校生が学校まで乗 る自転車で休日も満車となっている。 　駅の裏手には中越パッケージ富山工場、金剛化学の本社工場がある。 駅西側には富山県自動車学校がある。駅の電鉄富山駅側を藤の木台団地 から富山第一高校前を経由して国道４１号、８号、４１５号線と繋ぐ県 道３６５号流杉−町袋線が通っている。 　駅から徒歩約８分の常願寺川左岸堤防から立山連峰をバックに本線常 願寺川橋梁を渡る地鉄電車の写真が撮れる。
常願寺川橋梁側からホーム	常願寺川橋梁を渡る10030系特急電鉄富山行きと剱岳
常願寺川堤防から白馬岳と旭岳	常願寺川橋梁を渡る17480系普通電鉄富山行き