2024/08/21
9:30
更新時天気 晴れ 気温 24.4℃
富山の公園見直し更新
富山の公園は当初、ブログに掲載したものを後にまとめて掲載したが、現
在は逆になっている。 No.8は高岡おとぎの森公園で、掲載内容を増やして
コードも整理した。初期に掲載のものは画像が２０だったが、現在は４０～
７０になっている。
シンボル施設「おとぎの森館」
高岡おとぎの森公園案内板
おとぎの森広場の複合大型遊具
幼児用遊具ゾーン
ドラえもんの空き地
おとぎの森館１階 ふあふあドーム
森のお祭り広場と風の砦
風の砦からおとぎの森館
富山の公園 8
高岡おとぎの森公園
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙
高岡市・瀧の白糸の碑ポケットパーク 2024/06/06 撮影
1920 X 1080
銅板プレート拡大
今日の列車（ＪＲ西日本北陸本線）
西金沢駅を発車した521系J03+G30編成348M福井行き 2019/05/26 撮影
1920 X 1080
今日のダム湖
石川県白山市東二口地先にある手取川ダム 手取湖 展望台付近から
国土交通省、石川県、電源開発が管理する多目的ダム 2010/11/06 撮影
1920 X 1080
今日の植物
高岡おとぎの森公園の薔薇 プリンセス ドゥ モナコ 2014/05/29
撮影
1920 X 1080
新社長に聞く あいの風とやま鉄道／伍嶋二美男氏
2024年8月21日 05:00
利便性高め安定経営
－
２０２３年度決算は１５年の開業以来最大の黒字だった。６月に経営トッ
プに就き、業績をどう受け止めているか。
「２０２３年度は約２億円の黒字を確保できたが、これからコストを削減
しつつ乗客を増やし、経営を安定させなくてはならない。新幹線整備に伴い
並行在来線を引き継いだ第三セクターは全国的に経営が厳しい。あいの風の
運賃収入の約７割は通勤・通学の定期利用が占め、大幅に上下することがな
い。ただ大規模修繕などがあると経費は一気に膨らみ、最終利益が落ち込み
やすい」
－経営安定に向けた具体的な取り組みは。
「定期外の利用客を増やすため、観光列車やイベントと連携した企画切符
などで観光需要を取り込む必要がある。定期利用者を増やすには、利便性を
高める工夫が大切だ。『高岡やぶなみ駅』『新富山口駅』といった新駅設置
のほか、既存の駅に新しい改札口を設けることで街の活性化や、周辺人口の
増加につながる。駅にエレベーターを設置し、段差の少ない構造にするなど
バリアフリー化も進めたい」
「２５年度以降に２両編成の車両間に連結する『中間車両』を導入予定だ。
あいの風は２両１編成を基本に、混雑時には２編成を連結し４両で対応して
きた。中間車両を使い３両編成とすることで輸送力を上げ、増便など弾力的
に対応していきたい」
－ＪＲ城端線・氷見線の経営移管に向けた課題は。
「課題は収支だ。城端線・氷見線は現在も赤字経営が続く。利用者増とコ
スト削減で赤字幅を圧縮し安定経営が実現できれば再投資を進められるため
サービス向上につながる。経営移管が進むことで本線で導入しているパター
ンダイヤと連動させるなど一体的な運用ができ、待ち時間が短縮できる」
－北信越の並行在来線５社は、車両予備品のリスト共有や各社教育担当者に
よる意見交換会の実施など広域連携を始めた。
「電車の部品は特注が多く、納品に時間がかかるものもある。各社ごとに
全てを調達するのは経営的に厳しい。リスト共有によって速やかに借り受け
られるようになればコストやリスクを抑えられる。意見交換会や研修会など
も連携の下地をつくることにつながり、何らかのトラブルが発生した際に協
力体制を取ることができる」
－通勤や通学など「県民の足」となる鉄道をどう維持していくのか。
「安全運行を最優先としつつ、利用者のニーズに応えることが求められる。
住民や企業と連携しながら、地域全体の魅力を高められるよう取り組む。県
民の皆さんから愛され、地域と共に成長する鉄道会社でありたい。開業から
１０年と若く魅力的な会社だ。支える人材を確保するため待遇改善やリスキ
リング（学び直し）の後押しなどでやりがいを持って働ける会社にしていき
たい」（聞き手・田辺泉季）
◆プロフィル◆ ごしま・ふみお １９６０年上市町生まれ。富山大経済学
部を卒業後、１９８４年に県庁に入庁した。知事政策局秘書課長、農林水産
部長、教育委員会教育長などを経て２０２４年４月にあいの風とやま鉄道の
顧問に就いた。６月から現職。上市町在住、６４歳。
◆会社メモ◆
富山県内を東西に走るＪＲ北陸線の運営を引き継いだ第三セ
クター。北陸新幹線の県内開業に合わせて２０１５年３月に運行を始めた。
営業区間は１００.１ｋｍ。２０２３年度の１日当たりの利用者は３万９５３
１人。定期利用が２万９０８８人、定期外利用者は１万４４３人だった。従
業員数は３９７人（８月１日時点）。
記事・画像：北日本新聞から
あいの風とやま鉄道小杉駅を発車した521系富山行き