2022/05/11 更新 2018以前 |
||
2025年4月に20%の値上げ えちごトキめき鉄道は、開業から5年を経過した2020年4月に約30%の値上げをしたが、再値上げを予定している。 再値上げをする時期は、2025年4月で運賃を20%値上げする。新型コロナウイルスの影響で利用者が減り、そうでなくても人口が減少傾向にあり、鉄道施設の維持補修や更新が必要なため、再度値上げすることにした。新型コロナウイルスの影響で経営が厳しいため、3月には新潟県、上越市、妙高市、糸魚川市から合計約9億円の経営支援を受けたが、それでは足りず開業時に資金残高は約52億円あったが、今の状況だと2025年度末には7億2500万円にまで減るという見通し。この想定は、今後行う予定の変電所の更新を全額公的補助で行うことを前提としていて、一部でもえちごトキめき鉄道が負担することになれば、さらに資金残高が減少する。 2023年度からは乗客の少ない日中を中心に運行本数を減らし、人件費や経費の削減を行い設備投資のための公的支援について、新潟県や上越市、妙高市、糸魚川市と協議をしている。 同社は20年4月に普通運賃と通勤定期を平均33%、通学定期を15%値上げした。当初は値上げによる増収などで2021〜2025年度はいずれも黒字と見込んでいた。 掲載日:2022/05/11 |
||
3月1日から「トキ鉄18きっぷ」発売 えちごトキめき鉄道は、1000円で一日全線乗り放題となる「トキ鉄18きっぷ」を3月1日から発売する。買えるのはJRの普通列車等が乗り放題になる「青春18きっぷ」の当日利用者のみ。利用期間も、「青春〜」と全く同じに設定されている。車内販売用のきっぷのデザインは、昔懐かしい「常備券タイプ」の18きっぷを意識したものとなっている。 発売箇所は車内のほか、妙高高原・関山・新井・上越妙高・高田・春日山・直江津・能生・糸魚川の駅窓口にて。普通列車・快速列車の普通車自由席が利用できる、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花号」には乗車できない。 妙高高原から市振まで乗り通すと、普通運賃は2260円。この「トキ鉄18きっぷ」を利用することで、必要な費用は半額以下となる。 2022年度の発売期間(購入当日のみ有効)は春季が3月1日〜4月10日、夏季が7月20日〜9月10日、冬季が12月10日〜2023年1月10日となっている。 えちごトキめき鉄道の全線1日フリー切符は沿線住民とサポーターズクラブ会員は通年利用可能で1500円。一般は平日用が2000円、休日用が3000円となっている。 掲載日:2022/03/15 |
||
3月12日ダイヤ改正 妙高はねうまライン 直江津18時10分初の特急「しらゆき8号」が廃止となり、21時47分発の10号が8号になる。上越妙高発は9号が廃止となる。新幹線連絡用に直江津19時54分発上越妙高行きと。上越妙高20時28分発直江津行きを臨時列車として毎日運行する。直江津行きには「おかえり上越」の列車名が付く。 日本海ひすいライン 一部列車の運転取り止め、編成両数を変更、直江津駅での接続を改善、一部普通列車の運転区間を見直しを行った。 運転を取りやめたのは23時11分泊発糸魚川行き。編成両数を変更を変更したのは15時25分直江津発糸魚川行き、16時19分糸魚川発直江津 行きを2両から1両に変更。日本海ひすいラインとJR信越本線の直江津での接続を改善、糸魚川駅で北陸新幹線、大糸線との接続を改善した。 運転区間を見直しを行ったのは、あいの風とやま鉄道から乗り入れの7時32分糸魚川発高岡行きが糸魚川泊間の運行取り止めにより、6時47分直 江津発糸魚川行きを泊まで延長運行。折り返し列車も糸魚川発が、泊発に変更になった。富山発22時26分発糸魚川行きが泊−糸魚川間の運行が取り 止めとなった。 掲載日:2022/03/15 |
||
2022年カレンダー発売 | ||
新潟県上越市の、えちごトキめき鉄道は2種類の2022年カレンダーを10月14日から発売を開始した。 えちごトキめき鉄道2022年カレンダーは壁掛け中綴じカレンダーで沿線の四季の風景をバックに走る車両の写真が使用されている。今年は今まで のET122系、ET127系、観光列車雪月花に、D51、413系国鉄型観光急行が加わった。A4サイズ28ページ フルカラーで価格は税込み660円。 国鉄型観光急行!卓上カレンダーは、日本海ひすいライン、妙高はねうまラインを走る観光急行クハ455-710+モハ412-6+モハ413-6の写真が使用 されている。B6サイズ13ページ フルカラーで価格は税込み550円。 発売はえちごトキめき鉄道公式ショップ (Yahoo!ショッピング)、国鉄型観光急行車内、D51レールパークで、11月1日からは有人駅窓口と、JR 東日本クロスステーションNewdays直江津店、高田店、上越妙高店でも発売する。 えちごトキめき鉄道2022カレンダー表紙とトキ鉄駅員キャラクター 観光急行カレンダー表紙と1月カレンダー 掲載日:2021/12/01 |
||
新たな観光列車で“昭和”を体験 えちごトキめき鉄道は7月4日から、413系や455系の昔懐かしさを感じさせる車両を使用し、“昭和の急行列車”を体験できる、新たな観光列 車の運行を開始した。 JR西日本から購入した車両を使用して、4日から「観光急行」として運行をスタートさせた、国鉄時代に製造された3種類の車両を連結した列車 で、当時を彷彿とさせる厚券(厚紙で出来た切符)も再現している。 乗客からは「昔の車両を使ってこうして乗る機会を与えていただいたことに心から感謝しています。」などといった声が聞かれた。えちごトキめき 鉄道の「観光急行」は、土日や祝日を中心に運行される。 車両はJR西日本七尾線を走っていたもので、えちごトキめき鉄道は4両を購入した。413系のクモハ413−6、モハ412−6、クハ413 −6と413系に組み込まれて使用されていたクハ455−701の4両。 JR西日本の松任車両工場で国鉄急行色に塗り直された後、直江津に運ばれ、試運転が続けられていた。クハ455−701に換えて編成から外さ れたクハ412−6は、4月29日にオープンした「直江津D51レールパーク」(新潟県上越市)に展示されている。 試運転中の「観光急行」 413系は[6]編成 七尾線を走っていたクハ455-701 413系は[4]編成 掲載日:2021/07/07 |
||
上越市に「直江津D51レールパーク」オープン 蒸気機関車(SL)の乗車体験などが楽しめる新潟県上越市直江津地区の鉄道テーマパーク「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」が、大型連休(G W)初日の4月29日にオープンした。家族連れや鉄道ファンら約240人が詰め掛け、間近で見るSLに目を輝かせた。 レールパークは上越市のえちごトキめき鉄道(トキ鉄)が、明治時代から「鉄道の街」として知られる直江津の活性化を目指し、車両基地の一部を改 装して開業した。「デゴイチ」の愛称で親しまれるSLのD51形827号機を大阪市の鉄道車両や重量物の輸送を手掛けるアチハから借り、週末や 祝日を中心に運行する。 乗車体験は1日4回行われ、一番列車は開園直後の29日10時すぎ、事前に予約した約50人を乗せ、汽笛を高らかに鳴らして出発した。 乗客は窓から手を振ったり、景色をカメラに収めたりして楽しんだ。D51を転車台に乗せて回す様子も披露され、子どもたちが「きかんしゃトー マスみたい」と歓声を上げた。 レールパークのD51は石炭を使わず、圧縮空気で動くように改造され、煙突から出る白煙はスモークマシンを使っている。貨物列車の車掌が乗っ ていた「緩急車」を客車代わりに連結し、直江津駅までの約200mを往復する。 開園初日の29日は、直江津駅構内の自由通路で食品や雑貨などを販売するイベントも開かれ、出店者や訪れた人々が、通路の窓からD51の勇姿 を眺めていた。 レールパークではD51以外にも、旧国鉄時代の雰囲気を残す413系電車クハ412−6を展示。オリジナルグッズの販売や、トキ鉄名物「線路 の石の缶詰」の製作体験も行われた。 SLの前で記念撮影する「直江津D51レールパーク」の来園者 クハ412-6とD51 827 鳥塚ブログから 掲載日:2021/05/05 |
||
糸魚川市に えちご押上ひすい海岸駅開業 糸魚川市押上地区で、えちごトキめき鉄道などが整備を進めていた「えちご押上ひすい海岸駅」が3月13日に開業した。同社の日本海ひすいライ ンとしては初めての新駅で、糸魚川市内では1986年のJR大糸線姫川駅以来、35年ぶり。地元では、駅周辺にのぼりを立てたり、飲食店が記念 弁当を考案したりするなど、まちの新たな顔の誕生を盛り上げている。 えちご押上ひすい海岸駅は糸魚川−梶屋敷間に新設。近くに県糸魚川地域振興局や糸魚川高校があり、通勤通学客の利便性向上が期待されている。 地元町内会の押上区では、1972年に糸魚川高校が現在地に移転して以来、新駅設置への要望活動を続けてきた。伊井一夫区長(73)は「諸先輩た ちが長年努力してきた悲願がようやくかなう」と振り返り、「駅の開業を押上のまちづくりにつなげたい」と期待を込める。 えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長は「駅にこれだけの期待を寄せてもらい、ありがたい。列車に乗るだけでなく、地域の名前を知らしめるために、 駅を上手に利用してほしい」と呼び掛けた。 「えちご押上ひすい海岸駅」の開業に合わせ、えちごトキめき鉄道はキーホルダーや乗車券などの記念グッズを販売しお祝いムードを盛り上げた。 ホームは踏切を挟んで千鳥配置 踏切から えちご押上ひすい海岸駅 掲載日:2021/05/05 |
||
えちごトキめき鉄道・あいの風鉄とやま道 第三セクター40社の鉄印帖発売 日本旅行は、第三セクター鉄道等協議会・読売旅行と協業し、7月10日から「鉄印帳」を発売した。 これは、寺社の御朱印帳をモチーフに、第三セクター鉄道等協議会に加盟する40社オリジナルの印「鉄印」と、それを冊子にまとめる「鉄印帳」を 作成し、各社が共同で販売することで地方鉄道と沿線地域の振興を狙うもの。 また「鉄印帳」を利用した「鉄印帳の旅(ツアー形式)」についても、日本旅行・読売旅行の各社から順次発売。鉄印帳は富山駅と高岡駅で5時30分 から23時まで1人1冊発売する。鉄印帳一冊2200円、記帳料は300円。 ●第三セクター鉄道等協議会に加盟の40社 道南いさりび鉄道、三陸鉄道、IGRいわて銀河鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、会津鉄道、野岩鉄道、わたらせ渓 谷鐵道、真岡鐵道、鹿島臨海鉄道、いすみ鉄道、北越急行、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、のと鉄道、 明知鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道、愛知環状鉄道、伊勢鉄道、信楽高原鐵道、京都丹後鉄道、北条鉄道、若桜鉄道、智頭急行、井原 鉄道、錦川鉄道、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道、平成筑豊鉄道、甘木鉄道、松浦鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道 掲載日:2020/08/10 |
||
えちごトキめき鉄道にも「18きっぷ」 リゾート列車は利用不可 | ||
えちごトキめき鉄道は、7月20日から「トキ鉄18きっぷ」を発売する。JRグループが発売している、快速・普通列車の普通車自由席が延べ5日間乗り降り自由となる「青春18きっぷ」の利用者を対象にした1日乗り降り自由のフリー切符。 |
||
掲載日:2019/08/17 | ||
えちごトキめき鉄道の運賃値上げに理解 新潟県知事会見 | ||
花角英世新潟県知事は5月29日に開催された定例会見で、えちごトキめき鉄道の運賃改定などに関する見解を明らかにした。 |
||
えちごトキめき鉄道が2020年4月にも運賃改定へ | ||
新潟県のえちごトキめき鉄道は5月23日、近日中に運賃改定を国土交通省北陸信越運輸局へ申請する予定であることを明らかにした。 |
||
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 北新井駅 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川駅 掲載日:2019/08/17 |
||
妙高はねうまラインの二本木駅が交通系登録有形文化財に | ||
国の文化審議会は3月18日、えちごトキめき鉄道の駅とJR東海の車両を国の文化財に指定する答申を行なった。 えちごトキめき鉄道の二本木駅(新潟県上越市)構内の駅舎と雪囲いなど、7種の構造物が登録有形文化財に指定する答申が行なわれ、新潟県内では初めて交通関係での指定となる。これを機に、えちごトキめき鉄道では、記念グッズの発売やイベントの開催、案内板の設置を行なうとしている。 登録される見込みの建造物は 1.二本木駅駅舎(明治43年築)冬の採光を目的とした高窓が残る、鉄道草創期における雪国の木造駅舎。 2.ホーム上屋(昭和12年築)大正後期の米国製古レールと昭和前期の国産古レールを柱に使用した上屋。 3.ホーム待合所(昭和10年築) 壁の赤色塗と柱や梁の白色塗が特徴的な、築80年以上の待合所。 4.地下道及び上屋(昭和16年及び17年築)この付近の鉄道施設では唯一の、戦前製コンクリート造地下道とその上屋。 5.倉庫(明治43年築)開業期から残る木造の倉庫で、小屋組はトラス構造と、西洋技術を活用している。 6.ランプ小屋(明治43年築)開業期から残る赤レンガ造の建物で、かつては車内灯燃料油を保管していた。 7.スイッチバック線雪囲い(大正11年築)線路を雪から守るために造られた、明治末期の国産古レールを柱に使った雪囲。全長112mの 長大な建造物で、豪雪地帯の駅の独特な景観を形成している。 |
||
二本木駅駅舎 通過する観光列車「雪月花」 |
||
古いレールを使用したホーム上屋 レンガ造りのランプ小屋 ホームの待合所 掲載日:2019/08/17 |
||
えちごトキめき鉄道筒石駅無人駅化 えちごトキめき鉄道は3月16日のダイヤ改正に合わせ、日本海ひすいラインのトンネル内にホームがある筒石駅(糸魚川市)を無人化した。筒石駅には自動券売機が無く、無人化後は列車に乗る際に整理券を取り、降車時に車内か到着駅で運賃を払うことになる。「来駅記念入場券」の販売は能生駅、直江津駅、糸魚川駅で続ける。 筒石駅は全長約11.353kmの頸城トンネル内の地下約40mにホームがあり、鉄道ファンに「秘境駅」として知られる。地上の駅舎と直江津方面ホームと390段、糸魚川方面ホームと280段の階段でつながり、駅員1人が勤務していた、1日平均の乗車人員は過疎化により高校生の利用が減少し、2009年の60人と比べても約20人にとどまっている。駅の構造から免許を返納するような年寄りは利用できないためこのまま、高校生の利用が減り続けば10年以内に廃駅の可能性もある。 日本海ひすいラインでは青海駅も3月30日で無人化される。こちらの1日平均乗車人員は約150人。 妙高はねうまラインではスイッチバック駅の二本木駅が4月1日からNPO法人の中郷区まちづくり振興会に委託となり無人駅扱いとなる。 委託業務は来駅記念入場券の販売や駅の清掃などで、改札口での改札業務や窓口での営業は依託の対象外で、無人駅扱いとなる。定期券は新井駅で購入しなければならなくなる。 えちごトキめき鉄道の有人駅は日本海ひすいラインが直江津、能生、糸魚川の3駅、妙高はねうまラインでは直江津、春日山、高田、新井、妙高高原の5駅となった。 |
||
筒石駅駅舎 筒石駅ホーム 駅舎とホームを結ぶ長い階段 掲載日:2019/08/17 |
||