新湊大橋は、富山新港に架かる日本海側最大の上下2層構造の斜張橋。2002(平成14)年11月に延長3600mの伏木富山港臨港道路 富山新港東西線の一部として着工、上層の車道部分が2012(平成24)年9月23日に開通し、下層の自転車歩行者道は2013年6月16 日に開通し「あいの風プロムナード」と命名された。 新湊大橋の開通により、富山新港の開港から40年以上にわたって分断された港の東西地域が繋ながった。海王丸パークなどの観光資源と連 携した新たな港空間の創出や、国道415号線の短絡路として伏木富山港の物流の効率化、物流コストの削減効果が期待されている。 主橋梁部の長さは600m、主径間は360m、A型の主塔の高さは127m、ケーブルは72本で、張り方はファン型、海面からの高さは 47m。東西のアプローチ道路は、東側が1,650m、西側はループになっており1,350m。上層の車道は自動車専用道で幅9.5mの2車 線、制限速度は時速50km、 車道には下水処理水を利用した融雪装置が設置されている。 新湊大橋歩道の「あいの風プロムナード」が2013(平成25)年6月16日に一般供用を開始し、海王丸パークから、あいの風プロムナー ドへのアクセス道路が完成し、2014(平成26)年3月28日から供用を開始した。あいの風プロムナードの利用時間は6時〜20時で夜間 は閉鎖。自転車は乗車しての通行はできない。 万葉線を利用しての見学は、高岡駅から越ノ潟駅まで行き、あいの風プロムナードを渡り堀岡側から県営渡船(無料)を利用して越ノ潟へ戻り 海王丸パークへのアクセス道路を通り海王丸パークを見学し、海王丸駅から戻るなどのコースがある。 土、日、祝日には新湊大橋西桟橋口(越ノ潟駅付近)と富山ライトレール岩瀬浜駅を結ぶ射水市コミュニティーバスが運行されている。バスは きっときと市場前から新湊大橋を渡り、フェリー乗り場の新港東口を経由して岩瀬浜駅へ向かう。 新湊大橋「あいの風プロムナード」は延長480m、幅3m、通路内高さ2.5m、最大勾配約6%、東西桟橋のエレベーターは定員39人、 高さ40m、昇降時間約30秒、徒歩で渡る所要時間は片道8〜10分かかる。 最寄り駅は越ノ潟で新湊大橋の歩道「あいの風プロムナード」へは、越ノ潟駅から高岡駅側の踏切を渡り、旧北陸道放生津街道を越え200m。 射水市コミュニティバス海王丸パーク・ライトレール接続線(土、日、祝日運行 2019/04/01改訂) 1便 2便 3便 4便 1便 2便 3便 4便西桟橋口発 10:45 12:45 14:45 16:45 岩瀬浜駅発 9:30 11:30 13:30 15:30 海王丸パーク発 10:47 12:47 14:47 16:47 新港東口着 9:56 11:56 13:56 15:56 きっときと市場発 10:49 12:49 14:49 16:49 きっときと市場着 10:06 12:06 14:06 16:06 新港東口発 10:59 12:59 14:59 16:59 海王丸パーク着 10:09 12:09 14:09 16:09 岩瀬浜駅着 11:25 13:25 15:25 17:25 西桟橋口着 10:11 12:11 14:11 16:11 このバスは射水市内の別路線の停留所で岩瀬浜行きは乗車のみ、西桟橋行きは下車のみでき、新港東地区の人が富山市街地でのショッピング に利用できる。但し、今まで乗車した経験では途中乗降はほとんど無く、特急バス状態。運賃は全線500円均一。 こしのかたの漢字表記は越の潟で万葉線の駅名のみ、なぜか越ノ潟