最終更新日:2019/10/30
最終取材日:2019/10/28
おおひろた
路線:富山ライトレール富山港線
蓮町 ← 大広田 → 東岩瀬
所在地:富山県富山市西宮町6丁目

構内踏切から富山駅北駅方向

発車したTLR0605富山駅北行き
 大広田駅は前身の富岩鉄道が岩瀬浜まで開通した1914(大正3)年
7月23日に日満工場前駅として開業した。(日満アルミは現在の昭和
電工セラミックス)最初は貨物鉄道だったが旅客扱いもしていた。
 富山−富山口間が開通した1928(昭和3)年7月11日から旅客営
業を開始している。1943(昭和18)年に戦時の国家要請により国鉄
に買収され大広田駅と改称された。
 2006(平成18)年2月28日をもってJR富山港線の営業が終了
し、4月29日の開業までにホームを取り壊し低床ホームが造られた。
 ここは片面ホームで大広田貨物線があったため左へ振ってホームへ入
っていたが、貨物線跡地に直線の線路が敷かれ、ここに富山駅北方面の
ホームが造られている。元のJR富山港線の線路には下りホームができ
ている。レール、ポイント踏切装置などはすべて新しいものが使われて
いる。
 線路を境に東側が高畠町、西側が西宮町で、駅前の県道30号線に面

してタクシーの営業所があり、近くには昭和電工セラミックス富山工場
や昭和電工グループ会社、新日本海重工業がある。
 新日本海重工業は練習帆船海王丸が富山新港で座礁した時に応急修理
をした造船所で、かつては大型フェリーも建造していたが、現在造船部
門は縮小され修理のみ行っている。
 新日本海重工業付近に金刀毘羅社があり、境内に常夜灯がある。常夜
灯は社殿より前からあり、元治2(1865)
年6月と刻まれている。
 
金刀毘羅社の隣に岩瀬地区唯一の銭湯萩の湯温泉 銭湯王がある。
赤褐色に濁った天然温泉で営業は15時〜20時。

 駅前の県道30号線駅の北側の岩瀬西宮交差点で岩瀬の街へ行く30
号線と滑川、魚津方面へ行く1号線に分かれる。県道1号線の起点は国
道8号線の田尻付近で四方荒屋−千原崎間は国道415号線と千原崎−
岩瀬西宮間は県道30号線と併用区間となっている。
 大広田という町名は現在無いが、大広田村は近隣の上新川郡の7村が
合併して1889(明治22)年に誕生し、1940(昭和15)年に富山
市に編入されている。北陸本線東富山駅近くの大広田小学校がある田畑
地区が大広田村の中心で、大広田駅近くにある萩浦小学校は1954
(昭和29)年に大広田小学校から分離して創立された。

富山駅北方面ホーム

停車中のTLR0606岩瀬浜行きと到着するTLR0603富山駅北行き

新日本海重工業傍の金刀比羅社(琴平神社)

富岩運河遊覧船「fugan」から新日本海重工業

ホームから東岩瀬駅方向

ホームから蓮町駅方向

岩瀬浜方面ホームの駅名標

富山駅北方面ホームの駅名標

岩瀬浜方面ホームの時刻表

岩瀬浜方面ホームの路線図

IC乗車券で1日3回乗ると4回目から無料

岩瀬浜方面ホーム

構内踏切

岩瀬浜方面場内信号

富山駅北方面場内信号

西宮町側駐輪場前から東岩瀬駅が見える

岩瀬浜方面列車案内装置

富山駅北方面列車案内装置

西宮町側駐輪場

金刀比羅社境内の常夜灯

金刀比羅社隣の萩の湯温泉「銭湯王」

昭和電工セラミックス富山工場

工事中の大広田駅  2006/04/01

試運転のTLR0602  2006/04/01

JRホームの撤去作業     2006/04/15

富山銀行のイメージ広告 静嘉亭

富山銀行イメージ広告 常夜灯

鉄道むすめ巡りポスター

鉄道むすめ巡り  富山市場輸送

高畠町側駐輪場

駐輪場前から大広田駅

高畠町2丁目は住宅地

県道1号線東岩瀬方向

県道1号線から駅までの道路

駐輪場前から県道30号線方向

駅隣のサカイ接骨院

県道30号線の富タク営業所

停車中のTLR0603岩瀬浜行き

TLR0605TLR0603の行き違い

発車したTLR0603岩瀬浜行き

発車したTLR0605富山駅北行き

千原崎踏切を通過するTLR0601岩瀬浜行き

千原崎踏切からTLR0601岩瀬浜行き

発車したTLR0603岩瀬浜行き

発車したTLR0606岩瀬浜行き

到着するTLR0606岩瀬浜行き