2020/09/02 更新
 あいの風とやま鉄道高岡駅前バスターミナル3番のりばから、国吉・石動駅前・三井アウトレットパーク・氷見市民病院行きで木舟町、金屋下車、所要時間3〜6分で運賃は100円。    利用される場合は加越能バス式HPで確認してください。

 高岡の加賀藩からの古い町の山町には、黒漆喰の土蔵造りや真壁造りの町家、前面を洋風に仕上げた町家レンガ造りの洋風建築の銀行など明治中期から、大正、昭和初期に建築された伝統的な建造物が残っている。加賀藩時代の建物は大火により焼失している。
 ここは、江戸期の初めに成立した城下町の骨格を残しながら、明治33年の大火後に当時の防災計画に従って再興された町が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
 山町とは毎年5月1日に行われる高岡御車山祭の曳山車を所有する町の名称で、通町、御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町、一番街通、二番町に先導する獅子頭を所有する坂下町で、御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町に伝統的建造物が残っている。一番街通という町は無く、一番町、三番町、源平町の3町が共同で持っている山車の名称で山町は10町となる。
 金屋町は、中心市街地に近く、かつては高岡銅器産業の中心として栄えた。1609年、加賀藩の藩主・前田利長が高岡城を築城、高岡の町を開いたとき、町の繁栄を図るため、1611年(慶長16年)に金森弥右衛門ほか7名の鋳物師を礪波郡西部金屋村(現:高岡市戸出西金屋)から現在の金屋町に移住させたため、高岡銅器産業の中心となった。
 現在も千本格子造り(高岡では「さまのこ」と言う)の街並みが残り、高岡市の観光地のひとつになっている。2012年12月に鋳物師町として初めて国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。毎年6月に地域の祭りとして前田利長の遺徳を偲び御印祭(ごいんまつり)が行われる。
 石畳通りに鉄瓶を販売する、まちの駅
鉄瓶屋があり、鉄瓶屋の向かいにの高岡市鋳物資料館がある。鋳物資料館は無料部と有料部があり、有料部は高校生以上210円、中学生以下は無料。
 萬年山宗泉寺の前を北東へ歩くと鋳物工房利三郎があり、鋳物工場の見学と鋳物の体験ができる。見学は無料だが電話(0766-24-0852)での予約が必要
10時〜17時まで営業、鋳物体験をする場合は3000円の実費が必要。鋳物は銅や鉄は高温で危険なので低温で溶ける錫を使用して文鎮や風鈴を鋳型作りから体験できる。
 鋳物工房利三郎に向かって右隣にNHK−BS「にっぽん微笑みの国」で紹介された神初製作所がある。
 高岡銅器のブランドを金屋町から発信する
KANAYA(三協アルミ創業者竹平正太郎氏の生家)の2階に竹平正太郎記念館が併設された。


国指定重要文化財菅野家

鋳物資料館前から金屋町通り

富山県指定有形文化財筏井家

赤レンガの富山銀行旧本店(旧高岡共立銀行) 

旧室崎家の土蔵造りのまち資料館  小馬出町

旧室崎家の庭

旧室崎家の帳場

菅野家隣の山町茶屋

小馬出町の梅田呉服店

小馬出町の荻野佛壇店

木舟町の塩崎利平商店

高岡市山町筋防災施設

黒漆喰土蔵造りの鈴木家

大守山町通り

守山町の中村漆器店

山町ヴァレー

山町ヴァレー奥の蔵

山町ヴァレー奥の蔵

金屋町金属工芸工房かんか 金・土・日営業 10:00〜

かんか前から昭和通り(県道64号)方向 

昭和通り(県道64号)側から金屋町通り 

高岡市鋳物資料館の鞴と踏み板 (無料部分) 

高岡市鋳物資料館の展示と映像解説 (無料部分) 

「鉄瓶屋」の商品は鉄瓶のみ 

鋳物工房利三郎と惣型鋳造業の神初製作所 

鋳物工房利三郎の火鉢の鋳型 

鋳物工房利三郎の鋳造・磨きが終わった火鉢 

大寺幸八郎商店 

旧南部鋳造所のキューポラと煙突

旧南部鋳造所のキューポラ

坂下町通りを上ると高岡大仏 

日本一美男子の大仏と言われている 

高岡御車山祭の祭神 関野神社(地元では高の宮)

川巴良諏訪神社

まちの駅「鉄瓶屋」

鋳物工房利三郎のギャラリー(即売)

大寺幸八郎商店の喫茶&ギャラリー

高岡市鋳物資料館の入口

KANAYA・竹平政太郎記念館

金屋町 昭和通り(県道64号)より北側エリア

有磯正八幡宮

有磯正八幡宮

高岡市鋳物資料館の休憩所

高岡市鋳物資料館の展示品

金屋緑地公園のモニュメント