北陸鉄道には石川線と浅野川線の2路線があるが両線は繋がっておらず路線別に専用の車両が使われている。電化方式も異なり石川線の直流600V |
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浅野川線の車両 | |
03系
北鉄金沢駅付近地下化により、導入された8000系が経年60年となり老朽化したことから、13000系導入により廃車となった東京地下鉄日比 谷線の03系を5編成導入して、総てを置き換えることにした。2020年から1編成ずつ導入され、2024年度に完了する。 東京地下鉄の番号がそのまま使われている。電動車の100形と付随車の800形で編成されている。電動車でも8900形の35トンより軽い31 トン。2020年10月に39編成、2021年5月に29編成、2022年3月に30編成、2023年3月に34編成が導入され2024年に第5 編成が導入される予定。34編成は試運転中で帯び色は東京地下鉄のままだったが、オレンジ色に変更され営業運転に投入される。 東京地下鉄の03系先頭車の100形と800形は付随車両のため、100形を中間車両の機器を使用して電動化している。雪国対応として8000 系同様、前面に大型スノープロウを取り付けた。運転席からの操作で、レール面からの高さを調節できる。日比谷線の軌間は1067mmで北陸鉄道と 同じなので台車は、東京地下鉄時代と同じ100形はSS135、800形はSS035をそのまま使用している。その他、ワンマン運転対応関連機器 としてデッドマン装置、運賃箱や整理券発券器を設置している。 北陸鉄道浅野川線を訪れた2023年3月15日は日中03系の運行はなかった。ラッシュ時3編成、その他2編成での運行。 |
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03系
MC100形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:約31t 定 員:122名(座席定員44名) 車両寸法:L18100mm×W2780mm×H3995mm 製 造 所:東急車両−JR西日本金沢総合車両所 台車型式:SS135 主電動機:かご形三相誘導電動機 190kw×4 駆動方式:WN平行カルダン 制御装置:三菱電機製 MAP-194-15VD337 制動装置:電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ・発電ブレーキ併用) 集電装置:PT-4201 冷房装置:屋根上設置形交流インバーター式ユニットクーラー 48.9kW 42,000kcal/h |
内灘車庫の03 129+03 829 |
03系
TC800形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:約21t 定 員:122名(座席定員44名) 車両寸法:L18100mm×W2780mm×H3990mm 製 造 所:東急車両−JR西日本金沢総合車両所 台車型式:SS035 主電動機: 駆動方式: 制御装置: 制動装置:電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ・発電ブレーキ併用) 集電装置: 冷房装置:屋根上設置形交流インバーター式ユニットクーラー 48.9kW 42,000kcal/h |
北鉄金沢駅の03 830+03 130 |
内灘車庫で整備中の03 834+03 134 |
内灘車庫で整備中の03 134 |
03 834 SS035台車 |
03 134 SS135台車 |
8000系
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8000系
MC8900形 |
大野川橋梁を渡るモハ8911+モハ8901北鉄金沢行き |
8000系
MC8910形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:35.0t 定 員:125名(座席定員46名) 車両寸法:L18500mm×W2872mm×H4055mm 製 造 所:東急車両−京王重機工業 台車型式:TS−801A 主電動機:直流直巻電動機 TDK806/3C 100kw×4 駆動方式:中空軸平行カルダン 制御装置: 集電装置: 制動装置:HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー(RPU-2203) 8500kcal/h×4 |
上諸江駅を発車したハ8902+モハ8912内灘行き |
8000系
MC8800形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:32.5t 定 員:120名(座席定員44名) 車両寸法:L18180mm×W2800mm×H4300mm 製 造 所:東急車両−京王重機工業 台車型式:TS−801A 主電動機:直流直巻電動機 TDK806/3C 100kw×4 駆動方式: 中空軸平行カルダン 制御装置:電動カム軸式ES-573A 制動装置: HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 集電装置:PT−4201 冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー(RPU-2203) 8500kcal/h×3 |
割出駅を発車したモハ8811+モハ8801内灘行き |
8000系
MC8810形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:34.0t 定 員:120名(座席定員44名) 車両寸法:L18180mm×W2800mm×H4055mm 製 造 所:東急車両−京王重機工業 台車型式:TS−801A 主電動機:直流直巻電動機 TDK806/3C 100kw×4 駆動方式: 中空軸平行カルダン 制御装置: 集電装置: 制動装置: HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー(RPU-2203) 8500kcal/h×4 |
上諸江駅を発車したモハ8801+モハ8811北鉄金沢行き |
モハ8901 運転台 |
モハ8912台車 TS-801A |
石川線の車両
7700系 元京王電鉄井の頭線の3000系で、2006年11月に北陸鉄道に搬入され整備が行われて、2007年1月31日から営業運転が開始された。 浅野川線の8900系と種車は同じだが架線電圧や搭載機器の相違から別形式となっている。 モハ7701(京王クハ3761)+クハ7711(京王クハ3711) の2両編成で、足回りはメンテナンスの関係から7000系と同じ、FS−342(電動車)とDT21T(制御車)が使用されている。 スノープロウも浅野川線用の大型とは異なり7000系と同じものを付けているので全面のイメージが異なっている。浅野川線の8900系はモハ+モハだが7700系は7000系と同じくモハ+クハとなっている。井の頭線の3000系は当初、非冷房で登場した為運転席前面に通風の為の小窓が付いていた。編成出力384kw |
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7700系 モハ7700形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:33.5t 定 員:125名(座席定員46名) 車両寸法:L18500mm×W2872mm×H4300mm 製 造 所:東急車両−京王重機工業 台車型式:住友 FS−342 (西武鉄道) 主電動機:直流直巻電動機 MT-54 600V・96kw×4 駆動方式: 中空軸平行カルダン 制御装置:電動カム軸式CS−20A 制動装置: HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 集電装置:PT−4201 冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー(RPU-2203) 8500kcal/h×3 |
鶴来駅に停車中のハ7701+クハ7711野町行き |
7700系 クハ7710形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:28.5t 定 員:125名(座席定員46名) 車両寸法:L18500mm×W2872mm×H4055mm 製 造 所:東急車両−京王重機工業 台車型式:国鉄 DT−21T (JR東日本) 主電動機: 駆動方式: 制御装置: 集電装置: 制動装置: HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー(RPU-2203) 8500kcal/h×4 |
鶴来駅で転線するモハ7701+クハ7711野町行き |
7000系 元東京急行電鉄の7000系で、1990年7月に竣工した。導入にあたって、1500Vから600Vへ降圧改造が行なわれた。2両固定編成で運用する事を前提に制御車(クハ)+制御電動車(モハ)となった。台車はモハが西武鉄道のFS−342、クハは国鉄101系発生品のDT21T、TR6 4に交換された。その他、主制御器や電動発電機、抵抗器などが交換されている。 2両編成5本の計10両が在籍しており、冷房搭載の有無、先頭車化改造の有無により3つのグループに分かれる。モハ7001+クハ7011は、 冷房装置非搭載のため、冷房使用季は運用を外れていたが、7700系の導入により、廃車された旧型車両に変わって予備車的存在になっている。中間 車を先頭車化改造した7200系は前面非貫通となっている。編成出力384kw |
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7000系
モハ7100形
モハ7200形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:32.7t 定 員:125名(座席定員48名) 車両寸法:L18000mm×W2800mm×H4030mm 製 造 所:東急車両 台車型式:住友 FS−342 (西武鉄道) 主電動機:直流直巻電動機 MT-54 600V・96kw×4 駆動方式: 中空軸平行カルダン 制御装置:電動カム軸式CS−20A 制動装置:HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 集電装置:PT−4306S−B 冷房装置:床下設置形交流式ユニットクーラー 28500kcl/h |
曽谷駅に到着するモハ7001+モハ7011野町行き |
7000系 クハ7110形 クハ7210形 車両構成:片運転台 ワンマンカー 自 重:27.4t 定 員:125名(座席定員48名) 車両寸法:L18000mm×W2800mm×H4030mm 製 造 所:東急車両 台車型式:国鉄 DT−21T (JR東日本) 主電動機: 駆動方式: 制御装置: 集電装置: 制動装置: HSC-D電気制動併用電磁直通ブレーキ 冷房装置:床下設置形交流式ユニットクーラー 28500kcl/h |
陽羽里−四十万間を走るクハ7112+モハ7102野町行き |
野々市工大前駅に到着するクハ7111+モハ7101鶴来行き |
新西金沢駅を発車したハ7111+モハ7101鶴来行き |
鶴来駅に停車中のモハ7201+クハ7211野町行き |
馬替駅を発車したクハ7212+クハ7202野町行き |
モハ7101 運転台 |
モハ7200形の簡易冷房装置 |
モハ7201台車 FS-342 |
クハ7011台車 DT-21T |
電気機関車ED201 |
石川線の電気機関車は2両在籍したが、ED301は2010年に廃車となった。除雪用以外に用途はなく写真の様に積雪季以外もスノープロウを付けている。ED201は出力298.4kW |
ED201 鶴来駅留置線 |
ED301 鶴来車両基地 若桜鉄道に譲渡された |