2020/09/16 更新

JR金沢駅西口7番乗り場から珠洲特急バスですずなり館前へ1日4往復、2,730円、珠洲特急約3時間。
すずなり館前からのと鉄道能登線転換バスで見附島口まで約25分、340円。恋路浜まで約31分、430円。
小屋ダムへは珠洲病院から大町行きバスで能登小屋下車(1日3往復)。   (運賃・運行状況は更新日調べ)  公式HP

 能登半島は海岸線を主に広い範囲が能登半島国定公園に指定されている。海岸線は富山湾に面した海岸を内浦、日本海に面した海岸を外浦と呼ばれている。恋路海岸は内浦にある。
 恋路海岸は伝説が残る海岸で、伝説では「その昔、深い恋仲となった2人の若者、鍋乃と助三郎がいました。鍋乃に思いを寄せる恋仇の男源次は灯りを崖のはずれに移して欺し、助三郎は海の深みにはまって命を落としてしまいました。鍋乃も助三郎の後を追って海に身を投げ死んでしまうという悲しい恋の伝説から、いつしかこの地が恋路と呼ばれるようになりました」というもの。
 現在、2人をしのぶモニュメントや鐘、銅像が設置されている。沖には弁天島が浮かび、恋路海岸から見附島までの3.5kmの海岸は「えんむすビーチ」と呼ばれている、見附島の前に「えんむすびーちの鐘」、恋路ロマンチックパークに「幸せの鐘」が設置されている。悲恋の伝説を日本語と英語で
解説したパネルが恋路ロマンチックパークに設置されている。

 見附島は弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれ、最初に
目に付いた島という地名伝承がある。島の周辺に、レストハウス、園地、遊歩道も整備されていて夏には海水浴場やキャンプ場が開設される。
 島は長さ約150m、幅約50m、標高約30mの無人島で形が軍艦に似ていることから軍艦島の愛称がある。見附島の前に公園があり、ここに見附千年椿が植樹されている。この椿は1993年の能登沖地震(見附島では、小屋ダムの強震計の値から推定震度6弱)で見附島から落下した樹齢千年の椿を植樹したもの。地震では見附島にあった社も崩壊し、見附公園内に小さな社が造られている。2007年の輪島沖を震源とする地震では震度5強だった。 恋路ロマンチックパークは旧能登線恋路駅の前にある。パークの前に弁天島がある、ここからは見附島を真横から見ることができる。
 小屋ダムは見附島近くにある石川県が管理するダムでダム湖の愛称は市民から募集して、宝水湖に決まった。「水は生活の宝であり
宝立山を源として流れてくる湖水であることから命名された。川は鵜飼川でカワウが沢山生息している。 


恋路浜からから弁天島

フレッシュライン見附公園から見附島

恋路浜からから弁天島

恋路浜からから弁天島

恋路浜からロマンチックパークの奇岩

恋路浜からロマンチックパークの奇岩

恋路ロマンチックパーク

恋路ロマンチックパークから弁天島

恋路ロマンチックパークの幸せの鐘

恋路浜沖の漁船

廃線後も残っている能登線能登恋路駅

能登恋路駅から恋路ロマンチックパーク

旧能登恋路駅ホーム

能登線が走っていた頃 急行のと恋路号珠洲行き  1999/04/17

レールバイク「のトロ」恋路駅

レールバイク「のトロ」300m先の宗玄トンネル駅

恋路浜から見附島

恋路ロマンチックパークから見附島   1993年の地震で崩落の跡が判る

近くまで歩いて行ける見附島

えんむすびーちの鐘と見附島

フレッシュライン見附公園の見附千椿

フレッシュライン見附公園の樹林

能登町福光にある福光ダム湖

珠洲市宝立町柏原にある小屋ダム湖

国道249号旧道から恋路駅への案内板

国道249号旧道から恋路駅への階段

国道249号旧道から恋路駅

恋路ロマンチックパーク案内板

恋路浜の助三郎、鍋乃の銅像

恋路ロマンチックパークの悲恋伝説解説パネル

見附島

えんむすびーちの鐘と見附島

フレッシュライン見附公園から見附島

公園の見附の社 見附島にあった社が地震で崩壊

フ売店・レストラン「見附茶屋」

見附島前から恋路ロマンチックパーク方向

旧能登線珠洲駅

珠洲駅跡に建った道の駅「すずなり館」

金沢駅西口に到着する珠洲特急バス