福井口駅側からホーム	発車したMC7007+TC7008三国港発福井行き
新福井駅は京都電灯福井支社が１９１４(大正３)年２月１１に当駅と 市荒川間２０.３kmを開通させた時に開業した。相対式ホームの無人駅 で駅舎は無い。入口階段前に待合室と駐輪場がある。 　２０１５年９月２７日から新幹線高架を借りて３年間仮駅が使用され たが、２０１８年６月２４日に北陸新幹線高架間借りから専用高架に移 転した。えちぜん鉄道は全線単線となり、この駅に行き違い設備が設け られた。ホーム番号は勝山・三国港方面が１番、福井方面が２番となっ ている。 　間借り高架では西側がすぐに北陸本線で、下り線側に階段とエレベー ターが設置できず、東側だけに設置され、勝山・三国港方面ホームとは	構内踏切で結ばれていた。 　本駅では両ホームへの階段とエレベーターが設置され構内踏切は無く なった。ホームにはベンチも設置された。間借り時は本当に仮駅という 感じだったが立派な 駅となった。 　えちぜん鉄道高架化は紆余曲折があったが、北陸新幹線福井駅の先行 工事が越前鉄道を高架化するために行われ２００９年２月に完成した。　北陸新幹線は当初、福井までの延伸を想定していたが、新幹線の敦賀 まで一括着工され、えちぜん鉄道が乗り入れる余地がなくなり見直しが 行われた。新幹線高架を借りて仮駅が使用され、その間に、えちぜん鉄 道単独の高架が造られた。
三の丸交差点への市道に面した新福井駅入口	福井行き2番ホームから福井駅方向
福井行き2番ホームから福井口駅方向	勝山・三国港方面ホーム入口　右側を進み奥にエレベーター