松岡駅舎	発車したMC6101勝山行き
松岡駅は京都電灯福井支社が１９１４(大正３)年２月１１日に新福井−市荒川間 ２０.３kmを開通させた時に開業した。相対式ホームの有人駅。ホームは警報機と遮断機の付いた構内踏切で連絡している。ホームは相対式で駅舎側１番線が勝山方面、構内踏切を渡って２番線が福井方面となっている。ホームからは浄土真宗本願寺派慶崇寺の大屋根が見える。 　駅の南側を国道４１６号線が通っている。勝山方面へ直通する場合は中部縦貫自動車道の先行開通区間の越坂トンネルが国道４１６号線に連絡している。越坂トンネルは永平寺大野道路の一部で２０１７年夏まで上志比ＩＣ−永平寺ＩＣ間が供用開始予定となっている。これにより、中部縦貫自動車道の福井県区間は福井北ＩＣから大野ＩＣまで繋がる。この区間は一般国道１５８号線で通行料金は現在無料。大野より先の大野油坂道路は隘路解消のために県境付近から東海北陸自動車道白鳥ＩＣまでのみ開通している。 　駅から５００ｍ西側に永平寺町役場がある。南側に松岡小学校と松岡公園がある。松岡公園傍にある天竜寺には松尾芭蕉の句碑がある。芭蕉は別れに際して『物書て扇引きさく余波(なごり)哉』の句を北枝に贈った。天竜寺には芭蕉と北枝の別れの場面の銅像がある。
構内踏切から福井駅方向	勝山方面ホーム福井側端から勝山駅方向