最終更新日:2022/10/17 最終取材日:2022/10/16 |
けんちょうまえ 路線:富山地方鉄道市内軌道線 新富町 ← 県庁前 → 丸の内 |
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所在地:富山県富山市安住町 |
丸の内側から電停 |
到着するT102大学前行き |
県庁前は富山県庁の前にある電停で、東側に県庁前公園、県議会議事 堂、県庁舎、県民会館、富山県警察本部、西側に北日本新聞社、舟橋分 庁舎がある。県庁前公園には噴水や花時計があり、NHK富山放送局の 移転前はNHKの地元ニュースの冒頭によく映されていた。 複線区間でホームは相対式になっている。県民会館前の6車線の道路 を挟んで富山市役所がある。 以前、県庁前で折返しする系統があったが利用者が少ないため廃止さ れた。廃止後も暫く折返し設備が残っていたが、現在は撤去された。こ の付近には軌道の石畳が残っている。 2013年12月5日から電停の改良工事が行われ、新しくなった電 停が2014年3月13日から供用開始された。富山県を代表する北日 本新聞社は電停のすぐ前にある。購買読者数も県内で最も多く、各種の イベントの主催や共催を行っている。電停前の新聞会館では各種のカル チャー講座が開設されている。電停前にコンビニ「デイリ−ヤマザキ富 山県庁前店」がある。 江戸時代、神通川は富山城の近くを流れていた。松川はその流れの跡 である。県庁などの官公庁や北日本新聞社が建っている場所はかつて神 通川原だった。 |
現在は安住町となっているが電停から西へ100mほど行くと舟橋北 町交差点がある。舟橋の地名は当時浮世絵にも描かれ全国的に有名だっ た神通川の舟橋に由来する。 これは神通川の洪水対策用で52艘の舟を太綱でつなぎ、その上に木 の板を3枚ずつ並べて人を通らせた。その後、諏訪川原電停近くの七軒 町付近に掛け替えられ、太綱は鉄の鎖2本になり、舟も64艘になりっ たが、橋から落ちる人も絶えず板は5枚、7枚にと増やされた。この橋 の浮世絵は富山名産の鱒寿司の包装紙やラベルに描かれている。 舟橋側と丸の内側の岸に橋の場所を示す常夜燈が設置されていたが、 現在も丸の内側のものが安住橋の西側100mの舟橋に残っている。舟 橋は増水時には鎖を外して橋を撤去し流失を防いだ。 舟橋が造られたように神通川はたびたび洪水が起こした為、富山県は オランダ人技師デ・レーケが立案した分流計画案を採用し1901(明 治34)年から1903年にかけて、まっすぐ富山湾に注ぐようバイパ ス工事が行われた。かつての川道は富岩運河を掘った時の土で埋め立て られたが右岸側の幅約20mが残され、それが現在の松川となっている。 NHK富山放送局は新桜町4丁目へ新築移転したが、大学方面からは 県庁前駅から歩いたほうが早く着く。 |
駅名になっている富山県庁 |
電停と北日本新聞本社 |
安住橋付近の松川を行く遊覧船 |
到着するデ9001環状線 |
ホームから新富町駅方向 |
ホームから丸の内駅方向 |
大学前方面・環状線駅名標 |
南富山駅前方面駅名標 |
柱用駅名標 |
大学前方面・環状線駅名標 |
大学前方面・環状線電停 |
南富山駅前方面電停 |
大学前方面・環状線の案内装置と駅名標 |
新富町側横断歩道から電停 |
県庁側歩道から電停 |
南富山駅前方面電停の案内装置 |
富山県民会館 |
NHK富山放送局 新桜町4丁目 |
富山市役所 |
大学前方面電停から横断歩道 |
横断歩道から南富山駅前電停入口 |
電停から県庁と富山市役所展望塔 |
富山県議会議事堂 |
富山県警察本部 |
県庁前公園の噴水 |
県庁前公園と北日本新聞本社 |
県庁前公園の花時計 |
富山市役所 |
源の鱒寿司容器に描かれた船橋 |
松川の船橋と常夜灯 |
松川安住橋とデ7021 |
改修前の電停 2008/11/11 |
大学前方面駅名標 2008/11/11 |
南富山駅前方面駅名標と渡り線 2008/11/11 |
到着するデ9002環状線 |
発車したT102大学前行き |
到着するデ9001環状線 |
到着するデ8005南富山駅前行き |
到着するデ8001大学前行き |
発車したデ7020南富山駅前行き |
発車したデ9002環状線 |
到着するデ8001南富山駅前行き |
発車したデ7013南富山駅前行き |