最終更新日:2017/02/15
最終取材日:2013/04/29
いえひさ
路線:福井鉄道福武線
サンドーム西家久 スポーツ公園
所在地:福井県越前市家久町

越前武生方面電停

到着するF1001普通越前武生行き
 家久駅は武生新(越前武生)−兵営(神明)間が開通した11年後の1935(昭和10)年10月1日に開業した駅舎は日野川の支流の吉野瀬川
の堤防上に建っている。2013年1月19日に駅舎が改修されている。旧駅舎の趣きを残しつつ、待合室の気密性改善、トイレの水洗化等が
行われた。福武線は2010年度から3年間で順次、駅舎改修を進めており、12駅が新しくなる。
 ホームは島式で無人駅、駅舎との間は警報機と遮断機の付いた構内踏切がある。ポイントシェルターが武生側、福井側とも設置されている。
吉野瀬川上流で防災用の吉野瀬川ダムの建設の準備工事が行われている。
 駅の北側約700mに福井県立武生商業高校があり高校生の通学利用がある。駅前の道路は福井県道188号石田家久停車場線となっている
が、福井市と鯖江市を結ぶ県道229号線と完全に重複しており、現在停車場線としての意味が無い。このような国道や主要県道と駅を結ぶ1
km未満の県道○○停車場線は全国各地にある。
 吉野瀬川に架かる大正橋を渡って対岸に行くと大井天神社と家久町公民館がある。大正橋は老朽化した為、上流側に県道188号線の新しい
橋が架けられた。福井鉄道のHPでは大正橋は掛け替え工事中となっている。
 大井天神社は小さな社で由来書によると菅公(菅原道真)を祀る。この社は中島勘右衛門の私社であるが、祭礼は中島家の依頼を受けた集落の
青年団が協力して盛大に行われる。誠に珍しい慣例である。社地は昔、除地になっていて中島家文書明治6(1873)年「地券証書替願」によ
れば「大縄畑反別八畝一部」とあり、この大縄という言葉も、大将軍の転訛と考えられ、この社地もまた、何か大将軍信仰に関係のあった地か
とも考えられる。尚、大井とは、家久の昔の村名で中島家所蔵品にも記されている。

 家久も江戸時代の村名で明治の市町村制定時には吉野村の一部となっている。
 ホームから吉野瀬川下流の越前市と鯖江市の境界にある福井工業高等専門学校の校舎や体育館が見える。駅の北西約1kmの県道229号線
沿いに液晶テレビを製造するオリオン電機の本社工場がある。

福井駅側からホーム

到着する770+771普通越前武生行き

大正橋から上流方向

大井天神社の小さな社

ホームから田原町駅方向

ホームから越前武生駅方向

田原町方面駅名標

越前武生方面駅名標

ホームへの入口

入口からホーム

ホームから駅舎

構内踏切

ホームから駅舎への入口

駅舎待合室

駅舎入口の駐輪場

待合室の運賃表と時刻表

停車中の200形武生新行き 1999/08/28

改修前の駅舎        2010/06/14

改修前の駅名標   2010/06/14

ホームのベンチ

ホームの案内放送装置

ホームの運賃割引案内

ホームの運賃割引案内

構内踏切からホーム
 

駅舎から構内踏切
 

駅舎待合室からトイレへの通路
 

駅舎案内図
 

駅舎前の駐車場案内板

前の吉野瀬川に架かる大正橋

吉野瀬川対岸の駐車場

大正橋から駅舎

大正橋から下流日野川合流方向

ホームから大正橋

駅舎入口

駅舎の銘板

家久町公民館

大井天神社石碑

大井天神社由緒書

ホームから福井高専

通過する882+883北府車庫行き回送列車

到着する770+771普通越前武生行き

発車した772+773普通福井駅前行き

停車中の770+771普通武生新行き

到着する202福井駅前行きと770+771

発車した802普通田原町行き

到着する802普通田原町行き

発車した770+771普通越前武生行き

到着するF1001普通田原町行き