最終更新日:2016/07/22
最終取材日:2016/07/19

ひがしいわせ
路線:路線:富山地方鉄道富山港線
萩浦小学校前 ← 東岩瀬 → 競輪場前
所在地:富山県富山市岩瀬御蔵町255

旧JRホームと富山駅北方面ホーム

発車したTLR0601岩瀬浜行き
 東岩瀬駅は前身の富岩鉄道が岩瀬浜まで開通した1914(大正3)年
7月23日に越中岩瀬駅として開業した。
 最初は貨物鉄道だったが旅客扱いもしていた。富山−富山口間が開通
した1928(昭和3)年7月11日から旅客営業を開始している。19
43(昭和18)年に戦時の国家要請により国鉄に買収された。1950
(昭和25)年5月20日に東岩瀬駅に改称され、同時に北陸本線の東岩
瀬駅が東富山駅に改称されている。
 2006(平成18)年2月28日をもってJR富山港線の営業が終了
し4月29日の開業までにホームを取り壊し低床ホームが造られた。
 東岩瀬駅舎は富岩鉄道開業時からの駅舎で、ホームの一部とともに保
存されることになり観光案内所や休憩施設として整備された。ホームは
旧駅舎にかかっている部分だけが保存されている。
 2016年7月9日に盛立寺の前にあった岩瀬元気サロン「まっとっ
ちゃ」が旧東岩瀬駅舎に移転した。駅舎内が岩瀬元気サロン用に改装さ
れている。岩瀬元気サロンは毎週土曜日に開催される。
 電車が停車中も遮断機が下りているのを防止するためホームは踏切を
挟んで南北に分かれている。
 東岩瀬は岩瀬の街の玄関口で、少し歩くと廻船問屋が並ぶ旧北国街道
へ出る。駅北側には岩瀬小学校、清酒満寿泉の桝田酒造の工場がある。
岩瀬の街散策はここで下車して町を巡り、岩瀬浜から乗車すると座席の
少ないポートラムに着席できる可能性が高い。
 岩瀬浜方面ホームと富山駅北方面ホームの間の踏切は御蔵町踏切と言
う、駅の住所も御蔵町となっている。江戸期ここに加賀藩の米倉があっ
た事に由来している。
 岩瀬の北陸道は加賀藩の殿様が参勤交代に使用する道で、商家の街道
に面した2階には窓を作らないのが普通であるが岩瀬の商家には窓があ
る。これは明治6年に大火があり、その後再建された建物なので2階に
も窓が設けられている。岩瀬独自の家屋様式「東岩瀬回船問屋型」建物
として再建されている。
 2016年6月4日に当駅で下車し、加賀往還道(北陸道)を岩瀬浜駅
まで歩いてみた。2018年10月28日には反対側の大広田駅側を歩
いた。すぐに昭和レトロ館があり、松の大木がある正源寺や西宮神社が
あった。
  

東岩瀬駅前

到着するTLR0602岩瀬浜行き

旧北陸道の国指定重要文化財の廻船問屋森家

2014年に富山市へ寄贈された廻船問屋馬場家

ホームから競輪場前駅方向

ホームから大広田駅方向

岩瀬浜方面ホームの駅名標

富山駅方面ホームの駅名標

富山駅方面ホーム

岩瀬浜方面ホーム

岩瀬浜方面ホーム北側入口のスロープ

岩瀬浜方面ホーム南側入口

一部保存されている国鉄時代のホーム

岩瀬浜方面ホームから大広田駅方向

岩瀬浜方面列車案内装置

富山駅方面列車案内装置

桝田酒造店のイメージ広告北前船

旧駅舎前の観光案内板

駐輪場

旧国鉄東岩瀬駅舎

旧国鉄東岩瀬駅舎内

旧国鉄東岩瀬駅舎内

駅舎は岩瀬元気サロン用に改修

岩瀬元気サロン「まっとっちゃ」開催日の看板

トイレは旧駅舎にある

国鉄時代のホーム

JR西日本の駅名標

岩瀬小学校側から岩瀬浜方面ホーム

岩瀬小学校正門

東岩瀬駅側から岩瀬小学校校舎

加賀藩御蔵跡の公園

桝田酒造店

桝田酒造醸造所

醸造所隣のカフェ雑貨のMUROYA

昭和レトロ館

昭和レトロ館の先に松の大木がある正源寺

食事処 政太郎

工事中の岩瀬浜方面ホーム 2006/04/01

工事中の富山駅北方面ホーム 2006/04/01

通過する試運転列車 2006/04/15

岩瀬浜方面ホームの案内板

富山化学のイメージ広告

富山駅方面ホーム前の広告

富山駅方面ホーム入口

駅前から岩瀬の町方向

駅近くの浄土真宗(東)養願寺

岩瀬小学校庭園

岩瀬小学校庭園

富山信用金庫岩瀬支店

北陸銀行岩瀬支店

どらやきの大塚屋

酒商田尻屋

東岩瀬駅側から旧北陸道

森家倉庫と岩瀬大町公園

浄土真宗(西)盛立寺

岩瀬浜駅側から旧北陸道

到着するTLR0607富山駅北行き

発車したTLR0604岩瀬浜行き

発車したTLR0602岩瀬浜行き

発車したTLR0607富山駅北行き

発車したTLR0601岩瀬浜行き

発車したTLR0606富山駅北行き

発車したTLR0607岩瀬浜行き

到着するTLR0604

発車したTLR0606富山駅北行き