最終更新日:2016/09/19 最終取材日:2014/09/27 |
ふちゅううさか 路線:JR西日本高山本線 西富山 ← 婦中鵜坂 → 速星 |
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所在地: 富山県富山市婦中町西本郷1162-3 |
婦中鵜坂駅ホーム 富山駅方向 |
発車した860D越中八尾行き キハ120-349+キハ120-350 |
婦中鵜坂駅は富山市が2008年3月のダイヤ改正時から始めたJR 高山線第2期活性化社会実験で誕生した臨時駅で、駅名は富山市が20 07年10月に実施した公募結果をもとにJR西日本が選定した。JR 西日本は富山県民や高山線の利用者に分かりやすく、親しまれるよう広 いエリアの地名で知名度の高い[婦中]と、鵜坂神社や鵜坂小学校がある [鵜坂]を組み合わせた[婦中鵜坂]を採用した。 2008(平成20)年3月15日のダイヤ改正時に開業し、2014 年(平成26)年3月15日に普通(常設)駅となった。 駅の設備は幅2m、長さ70mの片面ホームの出入り口付近に長さ5 mの上屋を設けられている。富山駅寄りにスロープが、速星駅側に階段 が設置されている。特急が通過するため上屋には列車接近表示機が設置 されている。 乗り場は富山方面、猪谷方面とも同じ位置となっている。駅近くに踏 切はなく、ホーム向い側の住人は、速星駅側の本郷踏切か、富山駅側の 久郷踏切を渡らないと利用できず、パークタウン西本郷団地で駅のすぐ 前のホームに一番近い住民が駅へ最も遠い。どちらの踏切も駅から約4 00m。 開業日の3月15日に、ここを訪れたとき富山の中心市街地へ行くと いう住民から不満の声が上がっていた。北日本新聞越中座で開業イベン |
トを行っているため、どの列車も満員だった。 現在付近に鵜坂という町名は無いが昭和17年6月1日に鵜坂村と速 星村が合併して婦中町が誕生している。現在鵜坂の町名は神通川左岸に が残っており、鵜坂神社がある。 鵜坂神社は実在可能性の高い最初の天皇である崇神天皇の命により創 建されたと伝えられ、越中国史大伴家持が鵜坂神社に参拝して鵜飼いを 楽しんだとされ、1998年から「売比川鵜飼祭り」が再現されている。 幾度かの火災で焼失し、現在の拝殿は鉄筋コンクリート造りとなってい る。由緒ある神社で社域(境内)は広い。拝殿前に大伴家持が神通川を詠 んだ歌碑がある。 駅付近にはIT関連企業や北日本新聞越中座・印刷工場がある富山イ ノベーションパークがある。印刷工場では北日本新聞の他読売新聞も印 刷されている。富山寄りに西本郷工業団地があり、希望ヶ丘ニュータウ ン、パークタウン西本郷などの住宅団地も多数ある。 史跡安田城跡もここが最寄り駅となる。安田城は1585(天正13) 年、豊臣秀吉に敵対した富山城主佐々成政に対する越中攻めで、秀吉の 本陣となった白鳥城(呉羽城山公園)の支城として使われた。城跡の堀に は6月中旬に赤、白、黄色のスイレンの花が咲き揃う。入場無料の史跡 安田城跡資料館がある。 |
北日本新聞 創造の森「越中座」 |
神通川左岸の鵜坂神社 |
史跡安田城跡資料館 |
婦中鵜坂駅を通過するワイドビューひだ14号 |
ホームから西富山駅方向 |
ホームから速星駅方向 |
ホームの駅名標 |
ホーム入口の駅銘板 |
構内案内板 |
婦中鵜坂駅ホーム速星駅方向 |
新駅のため運転士への警戒表示 |
ホームの案内板 |
富山駅側のスロープ |
速星駅側の階段 |
パーク&ライド駐車場 |
駐車場内の駐輪場 |
駅前から北日本新聞印刷所 |
駅前から呉羽山のテレビ塔群 |
安田城跡本丸 |
富山方面乗車位置 |
猪谷方面乗車位置 |
ホームの時刻表 |
ホームの運賃表 |
列車接近警報表示機 |
イノベーションパーク側の入口 |
イノベーションパーク側の案内 |
パークタウン側の駐輪場 |
駐輪場から婦中鵜坂駅 |
速星駅側の本郷踏切 |
西富山駅側の久郷踏切 |
駅隣の北陸コンピュータ・サービス |
西本郷企業団地 |
パークタウン西本郷団地公園 |
安田城跡濠のスイレン |
安田城跡濠のスイレン |
安田城跡の濠 左が本丸 |
史跡安田城跡立体見取り図 |
安田城跡から呉羽山のテレビ塔群 |
鵜坂神社の大伴家持歌碑 |
停車中のキハ120形858D猪谷行き |
発車したキハ120形858D猪谷行き |
到着するキハ120形856D越中八尾行き |
過するキハ85系特急ひだ14号名古屋行き |
通過するキハ85系特急ひだ7号富山行き |
通過するDE10日産化学タンクコンテナ列車 |
到着するキハ120形860D越中八尾行き |
停車中のキハ120形860D越中八尾行き |
到着するキハ120形861D富山行き |