2019/09/28 更新
 小矢部市は1962(昭和37)年8月1日、西礪波郡石動町と津沢地区を中心とする西礪波郡砺中町とが合併、市制施行によって誕生した。
あいの風とやま鉄道石動駅が市の玄関口となっている。
 石動という地名の由来は1585(天正13)年、前田利家の甥で家臣の前田利秀が石川県鹿島郡中能登町の石動山 (せきどうざん) にあった伊
須流岐比古神社の虚空像菩薩を城下町であった現在の石動地区に移したことが起源とされている。その後、前田利秀は菩薩を移した地域を新し
い「石動」という意味で今石動(いまいするぎ)と名付けた。石動の町名は今石動という地名から名付けられた。現在の小矢部市石動町の市街地
は石動駅前の北側に位置していて、市役所もここにある。
 富山県の最西端の市で、富山市よりも同じ加賀藩の金沢市との繋がりが多い。ショッピングも石川県へ出かける人が多い。
 小矢部市には35のメルヘン建造物が存在する。東京帝国大学工学部土木工学科卒業の松本正雄小矢部市長は「文化的価値を持ち、地域の人
々に親しまれ、愛される建物を作りたい」ということで、小矢部市の公共建築を新築する際に、西洋風の有名な建物を真似て建築して、これら
をメルヘン建築と命名している。
 市民からは税金の無駄遣い、あるいは田園風景にそぐわないという意見もあったが、最終的に35棟のメルヘン建築が建てられた。いずれも
たいへん美しい建築物だが、建築費及び維持費がかさむため、1992年の正得駐在所を最後に、建築が打ち切られた。今は観光資源として活
用している。
 2015(平成27)年7月16日に三井アウトレットパーク
陸小矢部が西中野に開業した。2階建ての屋内型モールで173店舗が入居す
る。施設内には、小矢部市並びに富山県内の観光案内所の「とやま旅ナビ@おやべ」が設けられている、屋外にはキッズパークと高さ50mの
観覧車NANAIRO WHEELが設置されている。2019年8月31日現在の推計人口は29,889人となっている。


あいの風とやま鉄道石動駅

駅前の通り

三井アウトレットパーク 北陸小矢部

三井アウトレットパーク 北陸小矢部

桜町縄文遺跡の復元環状木柱列(ウッドサークル)

宮島峡三の滝

宮島峡二の滝

宮島峡一の滝

宮島峡宮島峡一の滝のおう穴(ポットホール)

宮島峡の上流は上水道水源の子撫川ダム

稲葉山牧場と風力発電所

稲葉山展望台のマスコットキャラクターメルギューくん

小矢部市埴生からクロスランドタワー

小矢部市和沢からクロスランドタワー

埴生八幡宮108段の石段

埴生八幡宮拝殿

埴生八幡宮の木曽義仲像

源氏の笹りんどうの旗が立つ木曽義仲陣地跡

古戦場付近の埴生大池 奥の建物は倶利伽羅不動寺

倶利伽羅不動寺から埴生大池

古戦場付近を通る旧北陸道

倶利伽羅不動寺から立山連峰

メルヘン建造物 石動中学校

メルヘン建造物 大谷中学校

石動中学校付近の城山公園

城山公園から小矢部市役所