
2023/07/12
更新 越中国分駅は
氷見線の1900(明治33)年という歴史に比べればずいぶん新しく、戦後の1953(昭和28)年7月1日の開設となっている。7
月1日という日から想像すると国分浜を訪れる海水浴客の為に作られたもの思われる。
最初から無人駅で通過する列車が多かった。当時の氷見線はC11形蒸気機関車が4〜5両の客車を引いて走っていた。従ってこの駅も5両分の停
車スペースが確保されている。
この駅の利用者のほとんどが伏木高校生となっている。駅から学校が近いため、他駅のように駅から学校まで乗る自転車は置かれていなく、他校へ
の通学する生徒の自転車もない。この付近でも宅地開発が進み他校へ通う生徒の自転車がおかれている。伏木高校前も宅地化され家が建っている。
越中國一宮氣多神社の最寄り駅、伏木高校への坂を上りグラウンドの裏を通って行けるが、短絡する遊歩道も計画されている。
駅から国道415号線に出ると温泉宿泊施設「越乃庭」がある。駅ホームの雨晴駅側端に施設への出口がある。
2023年4月8日越乃庭の2階に
好きな海の幸を自分で盛りつける新スタイル海鮮丼の店『海集丸』がオープンし、国宝勝興寺拝観後の食事処として期待されている。
国道415号線の雨晴トンネルを抜けた所に、もみじ姫公園
があり、海に浮かぶ立山連峰や能登半島が見える。国分浜からは海上保安庁の岩崎ノ鼻 灯台が見える。
夏は車窓から国分浜海水浴場が見え、砂浜の臨時駐車場には多くのワンボックスカーが駐車している。1970年頃までは多くの人が海水浴に氷見線と越中国分駅を利用した。
|