神通川水系宮川 角川ダム湖                                           2020/07/05 更新
 
 岐阜県飛騨市古川町谷にある角川ダム(つのかわ)は神通川の本流宮川にある関西電力の発電用ダム。重力式コンクリートダムでダム湖の最大貯水量は879,000m3有効貯水量は458,000m3。相当土砂が堆積しているらしく堰堤の少し上流側に浚渫船が上げられていた。通常ダムへは入れないらしいが訪れた日は管理所に社員の方が来ていて堰堤付近まで入ることができた。背の低いダムでラジアルゲートが8門あり、堰堤左岸に小さなゲートが1門ある。発電は下流の関西電力角川発電所で認可出力23,000kW。
 ダム湖の幅が狭くダム湖とは思えない、やはり水路式発電所の取水堰といった感じ、流れの緩やかな最上川などではダムでなくてもこんな感じ。
 ダムの上流と下流に高山本線の鉄橋が宮川を跨いでいる。本来ならここで列車の撮影をするところだが、今回はダム湖の撮影が目的のため帰ることにした。この辺りは高山本線でも最も列車本数の少ない区間だが、帰って時刻表で調べると下りは13時35分頃通過するワイドビューひだ7号を撮影できたはずで、打保発電所を撮影していると前を通過して行った。 ダムから国道471号線を古川の市街地へ向かい国道41号線と合流して飛騨細江駅から約4kmの所に日帰り入浴ができるぬく森の湯すばーふるがある。入浴時間は10時から21時までで大人600円、小学生300円。火曜日・水曜日は休館。水曜日が祝日の場合は営業。


管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

管理所付近からダム湖

国道471号線旧道からダム湖中流部

国道471号線旧道からダム湖中流部
国道471号線旧道からダム湖上流部 国道471号線旧道からダム湖上流部
国道471号線旧道からダム湖上流部
高山本線第12宮川橋梁
右岸から堰堤 高山本線第11橋梁付近から角川ダム堰堤  ズームアップ

角川ダム管理所付近からダム湖

堰堤付近から高山本線第11宮川橋梁

国道471号線から高山本線第11宮川橋梁

関西電力角川発電所

関西電力角川発電所建屋

ぬく森の湯すばーふる

洪水吐クレストゲート

取水口

天端入口から堰堤

天端入口から減勢池

流木処理施設

国道471号線旧道から堰堤

天端は立入禁止  通常ここも立入禁止

角川ダム管理所

堰堤入口の銘板
堰堤入口の銘板 角川ダム管理所の水利使用標識
国道471号線旧道沿いの浚渫船

管理所裏からダム湖
管理所裏のヒメウツギ 第11宮川橋梁下から堰堤
角川発電所のサージタンク