羽咋川水系飯山川 神子原ダム湖                             2020/07/12 更新
 
 福石川県羽咋市神子原にある神子原ダムは羽咋川の支流飯山川にある飯山川山地改良区が管理する潅漑用溜池。アースダムでダム湖の最大貯水量は、478,000m3有効貯水量は375,000m3。洪水吐は自然越流型で水門が無い。ダムは富山県の上市町と石川県の羽咋市中心部を結ぶ国道415号線沿いにある。何度もここを通っているが、ここがダムだとは気が付かなかった。堰堤が小規模な割りには貯水量が多い。ここを訪れた時は満水状態で水は綺麗だったが、後日、八ヶ川ダムへ行くときに通った時は増水の後でダム湖は真っ茶色だった。
 堰堤天端は農道になっていて左岸の山中を通って神子原集落の中心部に繋がっている。神子原集落の中心部に農産品の直売場がある。
 飯山川は邑知潟へ入った後、潟の中を流れ羽咋川となって日本海に注ぐ。羽咋川には海へ出る直前に最大支流の子浦川が合流する。子浦川の上流には子浦川防災ダムがある


堰堤天端からダム湖

堰堤天端からダム湖

堰堤天端から右岸

堰堤天端から左岸

堰堤天端から取水設備側

堰堤天端からダム湖

国道415号線からダム湖

国道415号線からダム湖

国道415号線からダム湖

国道415号線からダム湖

神子原ダム堰堤ダム湖側

とてもダムとは思えない神子原ダム堰堤

堰堤天端からダム湖国道415号線側

堰堤天端からダム湖

国道415号線からダム湖

多孔式スライドゲートの取水口

自然越流型洪水吐

満水で流れ出ている洪水吐

堰堤天端道路

羽咋川水系吉崎川 杉野屋溜池
神子原ダム堰堤天端の道路は千石町の集落で行き止まりとなるが、国道415号線を下って福水町の集落を左折すると山を越えて県道300号線へ出る1車線の道路がある。県道300号線から県道231号線へ入り北上すると杉野屋溜池がある。この溜め池は加賀藩時代の1700年頃、中橋久左エ門が最初に造った杉野屋堤と呼ばれる古い溜め池で、堤は何度か修理が行われ、最後は石川県によって改修されている。堰堤天端には時代がかった記念碑が並んでいる。面積は神子原ダムより広い。
 吉崎川は邑知潟へ入り、邑知潟は吉崎川合流地点から羽咋川と名を変え日本海に注ぐ。
 神子原ダムから杉野屋溜池へは国道415号線飯山交差点から国道415・159号線併用区間へ左折して杉野屋北交差点から羽咋広域農道へ入り、杉野屋大橋を渡ってすぐに右折し、T字路を右折して県道231号線に入り杉野屋大橋を潜ったら取水小屋が見える。このルートの方が速くて楽。

国道415号線を左折するとすぐに飯山川に架かる橋  GoogleMapから

堰堤天端から杉野屋溜池東側

堰堤天端から杉野屋溜池南側

堰堤天端から杉野屋溜池

堰堤天端から杉野屋溜池南側

杉野屋大橋から杉野屋溜池

池側から堰堤

杉野屋大橋から杉野屋溜池堰堤

堰堤天端の取水設備操作小屋

堰堤天端の改修記念碑

堰堤天端の改修記念碑  全部で5基

羽咋広域農道(スーパー農道)杉野屋大橋

堰堤天端から県道231号線

杉野屋大橋から堰堤

取水口

多孔ゲート操作シャフト

自然越流型洪水吐

放水路の橋

杉野屋大橋から放水路

杉野屋大橋付近から放水路

満取水小屋の注意書き

杉野屋大橋銘板