上市川水系千石川 上市川ダム湖                             2020/05/03 更新

 
上市川ダムは富山県上市町東種にある富山県の洪水調整、潅漑用水発電を行う重力式コンクリートの多目的ダムでダム湖の総貯水量は4,850,0
00m
3有効貯水量は3,500,000m3。堰堤左岸の銅製の銘板を見ると1964年の完成時は総貯水量は5,050,000m3有効貯水量は3,7
00,000m
3と刻まれている。発電は上市町釈泉寺にある富山県企業局の上市川第一発電所で認可出力4,800kW。
 上市川ダムと上市川第一発電所間の千石川には殆ど水は流れないため、湿地のようになっている。千石川は並行する上市川第一発電所の送水管を流れる。立山連峰の早乙女岳(2025m)に源を発する千石川は、大辻山(1361m)に源を発する小又川と上市川第二ダム上流で合流する。上市川第一発電所付近から上市川となる。
 堰堤天端は道路になっている。県道67号線の代替道路なのか、天端、トンネルとも1車線。堰堤付近の案内板では剱岳登山口の馬場島へは天端道路を通るよう書かれているが上市川第二ダムの天端道路を通れば狭いトンネルを通らずに行くことができる。今回トンネルから右岸道路を走ってみた。トンネルは意外に広く普通車同士ならすれ違いできる幅があった。トンネルを抜けた先の道路は落ち葉が積もっており、ほとんど車が通らない様だ。馬場島へは、すぐに県道46号線へ出られるので上市川第二ダムの天端道路を通るよりも近かった。
 県道67号線は宇奈月大沢野線と言い、
山間部の観光地を結ぶ道路ということだが、繋がってはいない。上市ダム付近でも県道マークが消える。途中で廃道となっている箇所も多い。
 その県道67号線を早月川に沿って滑川方面へ下ると蓑輪堰堤があり、その付近に日帰り温泉施設みのわ温泉センターがある。営業時間は9時〜21時で大人540円、小学生260円。県道67号線は途中廃道となっている箇所があるが早月川河川敷に未舗装の代替道路があり通行可能だった。


左岸堰堤付近からダム湖上流方向

左岸堰堤付近から堰堤

左岸堰堤付近からダム湖

堰堤天端から右岸

左岸堰堤付近からダム湖

左岸堰堤付近から上流部

右岸林道からダム湖

右岸林道から上流部

右岸林道から上流部

右岸ダム湖上流側から堰堤

県道154号線から上市川ダム堰堤

右岸からダム湖堰堤

堰堤天端からダム湖

堰堤天端からダム湖

堰堤天端洪水吐から下流側

堰堤天端洪水吐から下流側

県道333号線から剱岳

県道333号線から剱岳大窓

左岸から堰堤

取水口とフローティング桟橋

ダム湖管理艇「つるぎ」

ダム湖上流部

上市川ダム管理事務所

上市川第一発電所

蓑輪堰堤

上蓑輪堰堤

温泉施設みのわ温泉センター

取水口とフローティング桟橋

クレストゲートとコンジットゲート

ダム湖側から
洪水吐

堰堤天端から減勢工

管理事務所の放水警報サイレン

左岸の流木処理施設

水質監視装置?

ダム完成時の銅製概要記録

左岸から堰堤天端道路

右岸から堰堤天端道路

左岸から堰堤

右岸から堰堤

上市川第一発電所

左岸堰堤付近から堰堤 渇水期

馬場島の山小屋と県警詰所

馬場島から剱岳