片貝川水系布施川 布施川ダム 布施のみどり湖           2020/05/26 更新
 
 富山県黒部市福平にある片貝川水系布施川にある富山県が管理する洪水調整、潅漑用水、消流雪用水の多目的ダム。堰堤は中心遮水ゾーン型フィル式でダム湖の最大貯水量は135万m3有効貯水量は100万m3と小さい。洪水吐は自然越流型だが
下部に常用洪水吐ゲートがあるダム湖には「みどり湖」という名称が付けられている。
 こんな小さな池のようなダム湖に名前が付けられているのはダム周辺が布施リバーパークとして整備されていたからで親水広場、渓流広場、野鳥の森、あじさい園、野外交流広場、野草広場、野鳥の広場、花木園、草花の丘、エントランスなどが案内板に書かれている。
 このダムは1992年の完成で
17年が経過した現在は訪れる人も無い。管理事務所下の公園への道路は通行禁止の表示がある。落石の危険があるから通行禁止だと思うが訪れる人があれば補修もされるのに。堰堤天端へも車の進入防止のバリケードが置かれていたが、管理事務所の人に撮影させて欲しいと言って天端から撮影した。
 堰堤の下があじさい園になっていて下りて行く歩道があるが紫陽花は草に埋もれている。上流の親水広場も草で覆われている。ダム湖の公園は何処も完成時は人々が訪れるが10年も経つと誰も訪れなくなる。最近は何処のダムへ行っても「熊出没注意!」の看板が目につく、その影響もあるのか。布施川ダム完成時の環境整備事業についてはダム水源地ネットの1993年11月号10ページに掲載されている。
 布施川ダムから県道125号線へ出て布施川を渡ると北陸電力布施川発電所がある。認可出力570kWの小出力発電所で布施川ダムができる遙か昔の1922年運転開始の古い発電所。
 国道8号線から布施川ダムへの県道125号線入口近くに
金太郎温泉カルナ館があり日帰り入浴が可能で、営業時間は8時30分〜23時で大人1050円、小学生525円。(3時間コース料金)


堰堤天端から上流方向

堰堤天端から右岸

上流の林道蔵の下橋からダム湖と堰堤

取水口付近から右岸

取水口付近から右岸

堰堤天端から蔵の下橋

堰堤天端から上流方向

左岸上流部から右岸

左岸から右岸  山の向こう側は宇奈月ダム

蔵の下橋から下流側

左岸上流からダム湖と堰堤

布施川ダム堰堤(堤体)

堰堤天端から右岸

上流部から堰堤

洪水吐前からダム湖

訪れる人もない親水広場

親水広場から砂防ダムの滝

金太郎温泉光風閣   
金太郎温泉カルナ館

取水口とインクライン・艇庫

自然越流型非常用洪水吐

自然越流型洪水吐と常用洪水吐

常用洪水吐

常用洪水吐のローラーゲート

水路橋から下流側

常用洪水吐からの放流

堰堤天端から洪水吐

堰堤天端から放水路

堰堤天端から水路橋

水路橋から堰堤天端

右岸から堰堤天端

堰堤に設置された地震計

右岸から堰堤ダム湖側

堰堤左岸からダム湖側

左岸検査廊入口

管理事務所

管理事務所上の警報装置

布施川ダム記念碑

布施川ダム周辺案内図

布施川ダム標準断面図

布施リバーパークイラストマップ

蔵の下橋から上流側

親水広場前の人口の滝

山の上の小屋

管理所下から布施川ダム

北陸電力布施川発電所

北陸電力布施川発電所

布施川発電所導水管

布施川発電所放水路

放水路先の布施川

布施川発電所銘板