9000形は2010(平成21)年12月に環状線用車両として3編成導入された、2車体連接構造の超低床車両で、メンテナンスや将来の富山ラ
イトレールとの直通運転も考慮して、富山ライトレールの0600形と同型の車両となった。白、銀、黒のカラーリングを採用し、愛称はCENTR
AN(セントラム)。座席は富山ライトレールの車両とは異なる。ドイツのボンバルディア社製で新潟トランシスで車体製作と組み立が行われた。
 同型車は熊本市交通局、岡山電気軌道、万葉線、富山ライトレールで走っている。熊本市交通局は標準軌で初期導入車は角張ったデザインだったが、
増備車は9000形と同様のデザインになっている。 環状線専用車両だが南富山車庫への入出庫時は荒町−南富山間でも客扱いをする。
 環状線は路面電車で初めて上下分離方式で建設され、線路と車両の管理は富山地方鉄道に任せているが、富山市が所有する。富山市や県のイベント
広告や季節のラッピングが施される。


9002環状線  富山駅前中央交差点  2010/04/19
9001

2020/03/26  岩瀬浜駅
 

2019/07/08  富山駅前
 

2016/08/18  富山駅
 

2016/10/30  丸の内
 

2013/08/09  地鉄ビル前  富山市電100年ラッピング
 

2010/10/24  グランドプラザ前  秋のラッピング
 

2014/06/19  富山駅前中央交差点   アメージング富山ラッピング
 

2015/10/09  国際会議場前
 

2009/12/25  国際会議場前   開業

2010/05/08  地鉄ビル前自転車シェアリング

2010/08/16  大手モール おわら風の盆
    
9002

2019/10/23  地鉄ビル前駅
 

2023/03/27  牛島町交差点
 

2016/08/18   富山駅
 

2016/10/30   国際会議場前
 

2010/03/14  富山駅前−新富町  スポレクとやま2010ラッピング
 

2015/03/14  富山駅−新富町  北陸新幹線開業ラッピング
 

2010/10/24  国際会議場前電停

2010/08/16  大手モール電停

2010/10/24  グランドプラザ前電停
   
9003

2019/07/08  富山駅
 

2021/03/29  永楽町(龍谷富山高校前)
 

2015/05/31  富山駅
 

2018/03/11   富山駅−新富町
 

2016/05/12  富山駅−新富町
 

2015/03/14  電鉄富山駅エスタ前−富山駅
 

2014/01/05  富山駅前(電鉄富山駅エスタ前)
 

2012/04/16  富山駅−新富町
 

2009/12/25  丸の内電停
 

2010/05/08  地鉄ビル前
 

2010/12/21  富山駅前−新富町
 

9001運転台
 

9001車内
 

9001車内  降車口付近
 

9001車内 連接部から前方
 

9001  座席
 

9001  ICカード読み取り機付き運賃箱
 

9001  案内表示器
 

9000形

軌  間:1067mm
架線電圧:直流600V
車両構成:2車体2台車連接 両運転台 ワンマンカー
自  重:25.0 t
定  員:80名(座席定員28名)
車両寸法:L18400mm×W2470mm×H3407mm
床面高さ:300mm〜360mm
台  車:2軸ボルスタレス4輪ボギー台車
主電動機:三相交流誘導電動機  100kW×
2
駆動方式:推進軸2輪駆動(ボンバルディア方式) 
制御装置:VVVFインバーター制御
制動装置:発電/回生併用電気ブレーキ 非常電磁吸着式  
冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー 14500kcal×2



電気ビル前電停を発車した9003環状線