2022/03/18 更新
 20020系は西武鉄道から購入した特急NRA10000系の10102編成の1号車クハ10102と10106編成の1〜3号車のクハ101
06、モハ10206、モハ10306の4両を改造した。 
 クハ10106はワンマン対応機器を取り付けた以外は、ほぼ原型のまま使用。トイレは使用可能とし飲料自販機は地鉄グッズの自販機としている。
クハ221となった。
 モハ10206はワンマン対応機器を取り付けた以外は、ほぼ原型のままだが、パンタグラフ変更はシングルアームから菱形パンタに変更。モハ20
022となった。
 クハ10102の電動車化はモハ10306の電装品、モーターを利用してクハからモハへ改造。更にトイレ、洗面所、自販機を全て撤去し、余剰になったリクライニングシートをロングシート状に設置し、革も取り付け優先席としたが窓はない。モハ20021となった。
 モハ10306はクハ10102と床下機器を取り替えた形で稲荷町車両基地に留置されている。全車両デッキはそのままだが、扉が全開のまま固定
され、「この扉は閉まりません」の注意書きがある。
 地鉄車内呼称は馬力部分を除いて、10型、20型、30型、60型、80型となっている。10020系廃車で空いていた20型が充てられた。
20020系は1編成 20m車体 出力600kW 編成出力1200kW
第1編成モハ20021+モハ20022+クハ221  1993年 日立製作所笠戸事業所 2022年稲荷町テクニカルセンター改造


寺田駅を発車した20020系NRA
 

寺田駅を発車した20020系NRA
 

電鉄富山駅に停車中のNRA
 

電鉄富山駅に停車中のNRA
 

上滝線経由で電鉄富山駅に到着したNRA
 

電鉄富山駅を発車した稲荷町車両基地行き回送
 


 

モハ20021 優先座席 窓がない
      

クハ221 客席
 

モハ20022 座席定員が多い
 

クハ221地鉄グッズの自販機
    

クハ221トイレ
    

モハ20021の銘板
    

クハ221トイレ向かい側の手洗い
    

モハ20021運賃表示器
 

モハ20021運賃表示器
 

降車口ICカード対応運賃箱
 

デッキ扉が全開のまま固定
 

モハ20022の銘板
 

FS-042 西武鉄道10000系
 

モハ20021形
軌  間:1067mm
架線電圧:直流1500V

車両構成:片運転台  ワンマンカー
自  重:39.5 t
定  員:101名(座席定員46名)
車両寸法:L20000mm × W2900mm × H4055mm
製 造 所 :日立製作所笠戸事業所 
台車型式:軸ばね式空気ばね台車 FS542B
主電動機:直流直巻電動機 150kW
× 4
駆動方式:中空軸平行カルダン  
制御装置:電動カム軸式抵抗制御 日立MMC HTB-20E
制動装置:発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ・抑速ブレーキ  
集電装置:
補助電源:150kVAの静止形インバータ(SIV)
冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー 
     FTUR-220-401 × 1  36,000kcal/h

モハ20022形
軌  間:1067mm
架線電圧:直流1500V

車両構成:運転台なし  ワンマンカー
自  重:40.0 t
定  員:106名(座席定員64名)
車両寸法:L20000mm × W2900mm × H4230mm
製 造 所 :日立製作所笠戸事業所 
台車型式:軸ばね式空気ばね台車 FS542B
主電動機:直流直巻電動機 150kW
× 4
駆動方式:中空軸平行カルダン  
制御装置:電動カム軸式抵抗制御 日立MMC HTB-20E
制動装置:発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ・抑速ブレーキ  
集電装置:菱形パンタグラフ
補助電源: 
冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー 
     FTUR-220-401 × 1  36,000kcal/h

クハ221形
軌  間:1067mm
架線電圧:直流1500V

車両構成:片運転台  ワンマンカー
自  重:35.0 t
定  員:92名(座席定員38名)
車両寸法:L20000mm × W2900mm × H4055mm
製 造 所 :日立製作所笠戸事業所 
台車型式:軸ばね式空気ばね台車 FS-042
主電動機:
駆動方式:  
制御装置:  
制動装置:発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ・抑速ブレーキ
集電装置: 
補助電源:
冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー 
     FTUR-220-401 × 1  36,000kcal/h