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![]() 年末年始ふりーきっぷ |
![]() 年末年始の利用案内 |
2014年1月5日は北陸の冬には珍しい晴天で自宅最寄りの手崎バス停から9時13分発の地鉄バスに乗る。いつもはバス停の予定時刻より10分 遅れで到着するが、正月休みのため1分遅れで到着した。 電鉄富山駅からアルプスエキスプレス編成の特急「うなづき3号」に乗ることにしていたので、9時28分富山球場前で下車し、先に市内軌道線に乗 ることにする。大学前電停に停車していた8004号に乗車する。大学前電停は県営富山球場前にあり、バス停は大学前より富山球場前が近い。196 9(昭和44)年10月1日に大学前−球場前間が廃止されて球場前が大学前に改称され現在に至っている。 |
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![]() 手崎バス停に到着する10系統富山駅行き |
![]() 大学前電停に停車中の8004 |
富山大橋上で新型車両のT101とすれ違う。県庁前電停は改良工事中で仮電停となっている。車内の案内によれば完成は3月20日の予定になって いる。富山駅前には折返し系統のT102が停車しており、約2分間停車する。 電気ビル前で9001を撮影、10時1分南富山駅前に到着する。南富山車両基地では洗車装置が新しくなっていた。車両基地には9002、800 2、7018、7017、7013が駐まっていた。 |
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![]() 工事中の県庁前電停と仮電停 |
![]() 新調された洗車装置 |
南富山から10時10分発の7020大学前行きに乗車する。先ほどの8004でも気づいたのだが、車両前後運転席裏側に案内と広告表示用のディ スプレーが設置されている。環状線車両は運用中だが、こちらは何も表示されていない。環状線は案内用のディスプレーが最初から付いていて、後に広 告用のディスプレーが取り付けられた。環状線はシャープ製で8000形、7000形は三菱電機製だった。 |
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![]() 7020の三菱電機製ディスプレー |
![]() 富山駅前電停に到着した7020大学前行き |
10時26分富山駅前電停に到着、券売機で宇奈月温泉駅までの特急券200円を購入。年末年始ふりーきっぷで特急に乗る場合特急券が必要。電鉄 富山駅ホームには1番線に14720系上市行き、2番線に急行立山行き、3番線に上市から到着した14760系が停車している。14760系が稲 荷町へ引き上げると代わりに3番線に16010系アルプスエクスプレス編成が入線する。日曜日は3両編成だが、年末年始ふりーきっぷの期間中は休日も2両編成で運転され、アテンダントも車掌も乗車しない。 改札を通り、すぐに昨年導入された17480系と16010系、最古参の14720系の並びを撮影する。10時45分電鉄富山駅を発車、乗客は 2両で約30名くらい。前日、北日本放送TVで「レールウェイズ2」のノーカット版が放送されたので、乗客が多いかと思っていたが意外と少ない。 |
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![]() 左から14720系、17480系、16010系 |
![]() 富宇奈月温泉駅に到着した特急「うなづき3号」 |
この日は上り列車が遅れているらしく行き違いのための運転停車が多かった。上市駅を出ると立山が綺麗に見えるが、今日は剱岳、立山の上部は雲に 隠れている。毛勝山、釜谷山、猫又山は青空の下、真っ白に光って、観光客が何度もシャッターを切っている。 ここ数年、宇奈月は30cmくらい雪が積もっているが、今年は少ない。11時58分宇奈月温泉駅到着、雪が少ないため、例年は行けない展望台へ 行き、新旧やまびこ橋を撮影する。 宇奈月温泉駅へ戻ると10030系が到着する。乗客を降ろし引上線へ、2013年12月26日の時刻改正で、北陸新幹線開業に備え宇奈月温泉− 西魚津間の列車が休日ダイヤで2往復増発された。西魚津が方向幕に無いため「西魚津・ワンマン」と印刷された紙を前面扉窓に掲出して運行してい る。 |
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![]() 展望台から やまびこ橋 |
![]() 引上線の10030系西魚津行き |
駅前に「生地かまぼこ」という看板の店があり、ここに蒲鉾以外にも色々な食料品を販売している。車内で食べるために生地かまぼこの「やわらかし そ」と「やわらか 焼」各283円を1個づつ購入した。富山・石川県の蒲鉾には板が付いていない。板の有るのを蒲鉾、無いのをはんぺんとしている 所も多い。富山・石川県でも細工蒲鉾に板がついているものもあるが、板の厚さは1mm以下。 時刻表を見ると寺田駅で降りても4分前に出た後で、1時間17分待ちになるため、電鉄富山まで行き、立山行きの待ち時間に市内電車環状線に乗る ことする。電鉄富山行き特急券200円を購入し、改札を出て引上線の西魚津行きを撮影する。富山地方鉄道の特急券は「電鉄富山駅−宇奈月温泉駅・ 立山駅」と「宇奈月温泉駅−立山駅」が200円でその他が100円となっているので寺田までは100円。 途中上市駅にナンバー無しの除雪用DLが駐まっているのを発見。形状から元JR西日本の新潟鐵工所製MCR−4形のようだ。JR西日本の除雪用 モーターカーは大出力の日本除雪機製作所HTR400形に置き換えられた。12月30日に訪れた時はDL−14かと思っていたがDL−14は電鉄 黒部に駐まっていた。 |
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![]() 上市駅の除雪用モーターカー |
![]() JR西日本の除雪用モーターカー 20070/07/16 小杉駅 |
14時電鉄富山到着、発車間際の年末年始ラッピングされた9003に乗車すると、すぐに発車する。車内は富山駅前から乗車した人で満員。休日は グランドプラザ前でほとんどの乗客が入れ替わる。中町電停から総曲輪通り、中央通りの商店街を見ると人通りも疎らで、大和デパートのひとり勝ちと いった状態。 電鉄富山駅へ行くと通常の改札口に長い列ができていて、立山行きの改札は中央の改札口に駅長が立って行っていた。列は立山行きの後に発車する特 急「うなづき9号」を待つ乗客、うなづき9号は無料電車「宇奈月謝恩号」に指定されているので団体の宿泊客らしい。 立山行き331列車は14760系で14時42分発車、寺田駅で本線1038列車の乗り継ぎ待ち合わせで2分停車、横江駅あたりから積雪が多く なり、アジア系(タイ?)観光客が雪景色を撮り始めた。この時期は本宮駅を発車すると運転士と2人だけということが多いが今日は5人乗っている。 |
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![]() 年末年始ラッピングの9003 富山駅前 |
![]() 9003のディスプレー 運用中 |
本宮駅付近で積雪30cmくらい、千垣橋梁からの眺めも素晴らしい。有峰口駅で334列車14760系と行き違いする。富山地方鉄道は本線、上 滝線、立山線に、常願寺川を渡る橋梁があるが、立山線の千垣橋梁は最も上流側に位置する。 15時50分に立山駅到着、外国人観光客と一緒に外へ出て駅前の雪景色を撮影するが寒いので戻って折返し列車に乗る。折返しの338列車にはス ノーボードを抱えた若者6人のグループと立山山麓の温泉で過ごした女性グループなど20人ほどが乗車した。 |
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![]() 千垣橋梁から常願寺川の上流側 |
![]() 立山駅に到着した331列車 |
16時46分岩峅寺駅で下車し、残り区間の上滝線に乗る。この時期、岩峅寺から乗車する人は少ない。車両は10030系、南富山駅で635列車 10030系と行き違いする。 17時32分電鉄富山駅1番線に到着、隣の2番線には17時23分に先着した338列車が駐まっていた。折返し宇奈月温泉行き143列車になる ため方向幕は変わっていた。岩峅寺−電鉄富山間の所要時間は立山線が36〜38分で、上滝線が29分なので乗り継ぎ時間が2、3分なら上滝線列車 が先着する。今回の乗り継ぎ時間は15分だった。 しばらく訪れていないJR南口仮駅舎を覗いてみると改札からの通路がまた変わっていた。以前は改札口を出ると右へ曲がって通路だったが、真っ直 ぐホームへ行けるようになっていた。18時発の新湊車庫行きバスに乗車、18時30分手崎バス停着で帰宅した。今回は行き違い列車の撮影はせず座 席でゆっくりと、くつろいだ。 |
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![]() 岩峅寺駅に到着した338列車 |
![]() 電鉄富山駅の立山線338列車と上滝線632列車 |
以下乗車区間と乗車車両 大学前−南富山駅前 デ8004 南富山−富山駅前 デ7020 電鉄富山−宇奈月温泉 モハ16013+モハ16014 宇奈月温泉−電鉄富山 モハ16013+モハ16014 富山駅前−富山駅前(環状線) デ9003 電鉄富山−立山 モハ14771+モハ14772 立山−岩峅寺 モハ14771+モハ14772 岩峅寺−電鉄富山 モハ10039+モハ100 |
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