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高山本線第一神通川橋梁 |
神一ダム下流の吉野橋から片路峡 |
神通川に架かる笹津から猪谷の高原川と宮川の合流地点までの約20kmの峡谷が県定公園神通峡とされているが、ここでは高山本線第一神通川橋梁から高原川の新猪谷ダムまでの約34kmを紹介します。 神通川水系の水力発電は北陸電力で、下流側から神三ダム、神二ダム、神一ダム、新猪谷ダムと4カ所のダムがある。宮川は神通川水系だが発電は関西電力となっている。本流よりも支流の方が圧倒的に発電所の数が多い。約35kmの間にある発電所の総最大出力は244,900kWとなっている。 高山本線第一神通川橋梁付近は桜並木があり、桜と列車を撮影することができる。東八尾駅付近の西勝寺から全体を展望することができる。 神三ダム(神通川第三ダム)の右岸に春日温泉があり、リバーリトリート雅樂倶、ゆーとりあ越中、ウェルネスリゾート ウィンディなどの宿泊・入浴施設がある。 神三ダム湖に架かる旧笹津橋は国指定の登録有形文化財になっている。旧笹津橋から高山本線第二神通川橋梁を渡る列車を撮影することができる。旧笹津橋から1km上流に神二ダム(神通川第二ダム)がある。ダム湖左岸には温泉施設の楽今日館と富山県漕艇場がありカヌー競技の練習場となっている。右岸には、おおざわの石仏の森がある、医療法人会長の古河睦雄さんが、「富山の観光の話題に少しでもなれば…」との想いで用地買収し、大量の石像をここに並べたもので、800体の石仏があり八百羅漢とも呼ばれている。 神二ダム湖には3つの橋が架かっている、楡原駅近くに国道41号線と県道188号線を結ぶ観光橋、上流に国道41号線猪谷−楡原道路の楡原橋、更に上流に同、庵谷橋がが架かっている。観光橋は下段式アーチ橋、楡原橋は上段式アーチ橋、庵谷橋はコンクリート製上段式アーチ橋、鉄製のアーチは赤く塗装され湖面や湖畔の緑に映える。 神通川峡一番の見所は片路峡(かたじきょう)が、神通川第一発電所前に架かる農道の寺津橋から一部を見ることができるだけ、神通川は神一ダムから第一発電所までが峡谷になっている。流水の大部分は神一ダムから庵谷発電所、第一発電所を流れ、第一発電所の下流で発電用水と片路峡の流水が合流する。片路峡右岸の県道188号線は寺津橋と神一ダムの間が未開通で景観を見ることができない。林道は熊出没注意で、観光客は訪れない。 神一ダム下流の国道41号線と県道188号線を結ぶ吉野橋からも片路峡を見ることができるが、水量が少なく景観は良くない。吉野橋からは神一ダムの堤体と手前の岩を見ることができる。県道188号線は吉野橋から猪谷方面は途中に集落があり、通行可能となっている。 猪谷駅付近に国道41号線と県道188号線を結ぶ神峡橋が架かっている。神峡橋付近に天然記念物の猪谷の背斜・向斜や猪谷関所館、猪谷駅がある。 岐阜県に入り高原川に新猪谷ダムがあり国道41号線に沿ってダム湖が続いている。このダムによる発電は2つの発電所で最大出力58,300kW。 2012年12月21日に河川維持水放流を利用した新猪谷ダム発電所最大出力は500kWが営業運転を開始している。 |
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県道25号線から神三ダム堤体 |
神三ダム湖右岸の春日温泉リバーリトリート雅樂倶 |
春日温泉ゆーとりあ越中とウェルネスリゾート ウィンディ |
神三ダム湖右岸の春日温泉リバーリトリート雅樂倶 |
県道25号線から第二神通川橋梁を渡る高山線普通列車 |
国指定の登録有形文化財の旧笹津橋 |
旧笹津橋から第二神通川橋梁を渡る高山線特急列車 |
旧笹津橋の登録有形文化財標識 |
丸の内電停側の公園入口 |
堤体通路から神二ダム湖左岸の富山県漕艇場と温泉施設楽今日館 |
堤体通路から二ダム湖右岸のおおざわの石仏の森 |
堤体通路から上流側 |
堤体通路から下流側 |
楡原駅付近の観光橋 |
観光橋から上流側の国道41号線楡原橋 |
国道41号線旧道から国道41号線庵谷橋 |
観光橋から下流側 |
観光橋からシングルスカルの練習 |
神通川第一発電所放流口と片路峡の寺津橋 |
寺津橋から上流側の片路峡 |
寺津橋から上流側の北陸電力庵谷発電所 |
庵谷発電所は立入禁止 |
片路峡の寺津橋 |
寺津橋から発電用水と片路峡の合流 発電用水の方が水量が多い |
吉野橋から神一ダム堤体 |
橋国道41号線側からダム湖 |
神一ダム下流の吉野橋から片路峡 |
神一ダム下流の吉野橋から片路峡 |
猪谷駅側から神峡橋 |
神峡橋は上段式アーチ橋 傾斜がある |
神峡橋から上流側 |
神峡橋から下流側 |
猪谷背斜向斜案内板 |
向斜 |
山国道41号線から猪谷ダム堤体 |
新猪谷ダム堤体通路から小水力発電所 |
新猪谷ダム堤体通路からダム湖 |
山国道41号線から新猪谷ダム湖 |
猪谷関所館 猪谷駅と神峡橋の間にある |
JR高山猪谷駅 |