最終更新日:2024/09/04
最終取材日:2022/10/16
 
とやまじょうしこうえん
所在地:富山市丸の内
  富山城の跡地に1940年、「富山公園」として開園したが1045年の富山大空襲により園内の建物や木々が全て焼失。7年後に「富山城址公園」
として再スタートを切った。1954年には、戦災復興事業の完了を記念して公園一帯で富山産業大博覧会が開かれ、公園のシンボルとなる天
守閣が本丸大手口の鉄御門跡に模擬天守として建設された。内部は郷土博物館となり、現在まで市民に親しまれている。富山城に天守閣がかつて存在
しなかったため、模擬天守閣と呼ばれている。富山市は1998年から公園のリニューアルを進めており富山の魅力を伝える施設が続々と誕生した。
2024年に完了予定。
 城址大通りに面する場所には、10代富山藩主・前田利保が隠居所として建てた千歳御殿の正門「千歳御門」が移築され、趣のある赤瓦が来園者を
出迎える。門をくぐれば富山の豊かな自然を表現した日本庭園が広がり、2016年には庭園脇に明治期の茶室「碌々亭(ろくろくてい)」を移設した
「本丸亭」が完成した。北陸新幹線開業後は観光客の姿も多く富山の歴史と文化をゆっくりと楽しんでいる。
 敷地面積約7ヘクタール。東側に日本庭園があり、富山城の歴史を紹介する郷土博物館と、東南アジアの陶磁器などを展示する佐藤記念美術館、本
丸亭が建つ。西側には芝生広場、北側の松川沿いに親水広場がある。千歳御門の北側に富山市まちなか観光案内所があり、甲冑のを貸し出しを行って
いる。松川沿いの塩倉橋付近の松川茶屋から松川遊覧船が運航されている。
 佐藤記念美術館の北側に北陸線や高山線で活躍した蒸気機関車「9628号」が展示保存されていたが腐食などが進んで危険なため、2017年
12月に運び出され、高岡市伏木のJR貨物関連会社で解体修理が行われ、駅北の牛島公園に展示保存されている。クジャクなどを展示する鳥類園が
あったが1984年のファミリーパーク開園に伴い閉園した。市は今後、親水広場のリニューアルに着手する。
 富山駅から城址大通りを南下し徒歩約10分。市内電車の丸の内と国際会議場前電停から徒歩1分。地下の有料駐車場は101台収容する。
富山城址公園MapLink      

富山市郷土博物館(模擬天守閣)と満開の桜

本丸の桜

本丸の桜

本丸の桜

西出丸の桜

西出丸の桜

丸の内側から模擬天守閣 4月

丸の内側から模擬天守閣 10月 

大手口の土橋から西出丸 4月

大手口の土橋から西出丸 10月

富山市郷土博物館

西出丸側から富山市郷土博物館

西出丸側から富山市郷土博物館側

西出丸の芝生広場

内濠の大手口土橋 富山城は広大な敷地だったが外濠は埋められた。

環状線車内から富山市郷土博物館(模擬天守閣) 石垣がよく見える

大手口の土橋から東側

大手口の土橋から西側

日本庭園から千歳御門方向

日本庭園から本丸亭方向

日本庭園の人工の滝

日本庭園のカルガモ

日本庭園の本丸亭前

日本庭園から本丸亭

日本庭園から佐藤記念美術館

本丸から東側

本丸側から千歳御門

城址大通りから千歳御門

布積みに鏡石を配した大手口の石垣

石垣の解説パネル               1920 X 1080 拡大

本丸のヤエベニシダレザクラ

本丸のヤエベニシダレザクラ

松川公園と本丸の桜の中を行く松川遊覧船 右側が松川公園

松川遊覧船の乗船場

七十二峰橋から乗船場へむかう松川遊覧船

富山城址付近の富山市役所

売薬の基礎を築いた富山藩二代藩主前田正甫公(まさとし)像

丸の内電停側の公園入口

松川公園と本丸の間にある富山城の濠の名残の池

松川公園と本丸の間にある富山城の濠の名残の池

富山城の濠の名残の池の鯉

池の鯉 真鯉もいる

歩道橋「景雲橋」からの池

松川公園と本丸を繋ぐ太鼓橋の歩道橋「景雲橋」

富山市まちなか観光案内所

松川遊覧船の乗り場がある松川茶屋

松川べりの桜並木の植樹を記念して建てられた「千歳桜」の石碑

千歳桜の石碑付近のカワラバト

松川べりの親水広場奥の橋は七十二峰橋

城址公園側から七十二峰橋と富山県警本部

松川茶屋付近の城址大通りから富山市役所 塔は展望台

千国際会議場前から富山城址 奥に市役所の塔

2017年12月まで展示保存されていた9628蒸気機関車

あいの風とやま鉄道本社前から蒸気機関車9628号

9001環状線電車と丸の内電停

丸の内電停前の富山城址公園観光バス駐車場  南魚沼市の銀嶺観光バス

国際会議場前電停と模擬天守閣

富山国際会議場