最終更新日:2024/08/01
最終取材日:2024/07/13

さくらまちじょうもん

所在地:小矢部市桜町中出

 桜町遺跡の出土品などが並ぶ展示棟や体験学習棟があり、遺跡や縄文文化の魅力に触れられる。広場には復元された環状木柱列や高床建物があり、
縄文時代にタイムスリップした気分が味わえる。遺跡は1988年に高床建物の柱材が発掘されるなど、縄文時代の木製品が良好な状態で残っている
ことから全国的な注目を集めた。
 JOMONパークの整備は、2000年に展示室が設置されたのが始まり。縄文土器の発掘や勾玉作りなど5種類の体験メニューが楽しめる。展示
棟は石器や土器、木製品のレプリカなど出土品の一部を飾り、高床建物の柱材やY字材などを展示する小矢部ふるさと歴史館(小矢部市埴生)に足を運
んでもらう導入部の役割を果たしている。
 小矢部市教育委員会と市民団体が協力し、9月には火おこしや土器作りなどの体験が楽しめる桜町縄文火まつり、1月には縄文火占いまつりを開催
し、大勢の人が訪れている。
 縄文から江戸時代の複合遺跡の桜町遺跡のエリア内に位置する。広場には縄文にちなんだクルミやクリなど四季折々の木が植えられている。展示棟
と体験学習棟は月曜と12月から翌年2月末の冬期は休館。敷地面積約4700平方メートル。駐車場約30台。隣接地には桜町石斧の会が運営する
遊び場「縄文ワンダーランド」があり、子どもたちの人気を集めている。能登地震の影響で訪れた時は一部立ち入り禁止になっていた。
 道の駅メルヘンおやべや三井アウトレットパーク北陸小矢部の近く。タクシーで石動駅から10分、能越自動車道福岡インターチェンジ(IC)から
8分、北陸自動車道小矢部ICから18分。


桜町JOMONパーク 駐車場、トイレ、

県道74線から駐車場
出土品展示室
県道74線から桜町JOMONパーク

復元高床建物  能登半島地震の影響で立ち入り禁止

復元環状木柱列 奥に縄文ワンダーランドがあるが地震の影響で立入禁止

復元丸木舟「さくら丸」

縄文土器づくり教室で作られた土器
国道8号線バイパス工事で発掘された現場 4車線化用地で埋め戻し済 近くを流れる子撫川 縄文集落は川沿いにあった
高床建物隣の縄文シティーサミットin小矢部の記念樹 2011年開催 道の駅「メルヘンおやべ」

道の駅「メルヘンおやべ」のドッグラン

日帰り温泉施設「天然温泉 風の森」
三井アウトレットパーク北陸小矢部 三井アウトレットパーク北陸小矢部店内