最終更新日:2024/09/12
最終取材日:2024/09/03
 
ぎょうでんこうえん
所在地:滑川市上小泉行田
 市街地にあり、園内に一歩足を踏み入れると、うっそうとした森が広がっている。東西に長く面積は6.6ヘクタール。中央には中川が流れ、ハンノ
キやオニグルミ、各種シダなどの大木や多様な植物が生えている。遊園地とグラウンド以外は窪地にあり、どこから入る場合も階段を下りることにな
る。
 かつては京都祇園神社(現:八坂神社)の荘園の一部であったことから祇園田と呼ばれ、やがて訛って「ぎょうでん(行田)」と呼ばれるようになった。
 四季それぞれの樹木や草花が咲くが、最も多くの人が訪れるのは6月中旬ごろ。東西南北の各園で計88種4万株のハナショウブが見頃を迎え、紫
や白などの優美な花が咲き誇り、アジサイも見頃となる。
 園内の各所で湧き水が発生し、幾筋もの小川をつくる。2008年には環境省認定の「平成の名水百選」に、「行田の沢清水」が選ばれた。6月に
はホタルが舞う。
 園内にはグラウンドや遊具、市スポーツ・健康の森公園に続くウオーキングコースなどがあり、市民が自然に親しみながら体を動かす憩いの場にな
る。園内の遊具広場には国鉄1245形蒸気機関車の日本カーバイド工業2号機が静態保存されている。現在、前照灯のレンズは無くなっている。
1号機は魚津市立村木小学校に保存されている。
 滑川市が1959年、森の自然を生かす形で公園化に着手した。74年に滑川市出身者からハナショウブ35種1万5000株の寄贈を受けたこと
をきっかけに、ハナショウブ園の整備を始めた。園内では約460種の植物、約350種の生き物が確認されている。
 あいの風とやま鉄道滑川駅から徒歩約15分、富山地方鉄道中滑川駅から徒歩約10分、北陸自動車道滑川インターチェンジから車で約8分。計
120台分の駐車場を備えている。コミュニティーバスは蓑輪ルートの児童館前、行田公園口か大日室山ルート及び小森ルートの泉ケ丘・児童館口で
降車、約6分。

東菖蒲園

園内を流れる中川の清流

遊園地側から太鼓橋

橋から上流側 東菖蒲園・行田の沢清水側

橋から下流側

行田の沢清水

下流側の中川の清流

中川の両岸にはシダ類が多く茂る

中川右岸のセイヨウシダ

池と東屋

社会福祉センター付近の池と東屋

池の鯉

西菖蒲園

南菖蒲園

南菖蒲園

東菖蒲園

南菖蒲園

東菖蒲園

シダ植物も多く見られる多彩な植栽

清流中川のバイカモ

湧水のユキノシタ

清流中川に咲くバイカモ

ガクアジサイ

茂みの野生種のヤマアジサイ

西洋アジサイ   手毬種

ガクアジサイ

シダ植物 ヤマドリゼンマイ or コゴミ

シダ植物 ワラビ

シダ植物 イワガネゼンマイ  ゼンマイとは異なるホウライシダ科

シダ植物とヤマウコギ

公園入口の銘石

遊園地の遊具

遊園地

遊園地の遊具

日本カーバイド工業2号機(国鉄1245形蒸気機関車)    合成画像

日本カーバイド工業2号機説明          1920 X 1080 拡大

旧児童館跡地の駐車場 非公式

グラウンド

公園駐車場隣に移転した滑川市児童館

東菖蒲園・グラウンドへの入口

入口太鼓橋から東菖蒲園

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園ハナショウブ

東菖蒲園の花ハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

東菖蒲園のハナショウブ

社会福祉センター前の駐車場

児童館前から駐車場

(上)児童館駐車場から西菖蒲園   池から社会福祉センター駐車場
(下)東菖蒲園から遊園地      東菖蒲園からグラウンド舞台

遊園地・グラウンドトイレ側から東菖蒲園
   

東菖蒲園対岸にあるすいれん池への遊歩道沿い東屋(休憩所)

西菖蒲園の東屋(休憩所)

東菖蒲園の東屋(休憩所)

池の東屋(休憩所)

すいれん池の東屋(休憩所)

にこにこ元気広場から西菖蒲園へ

駐車場から「にこにこ元気広場」

案内板風に作成                1920 X 1080 拡大