最終更新日:2024/10/13 最終取材日:2024/10/11 | ばばきねんこうえん 所在地:富山市蓮町 |
富山地方鉄道富山港線「蓮町」駅を降りると、県道30号線を挟んだ先に緑豊かな公園が広がる。園内には早春に紅白のかれんな花を咲かせる「南 日梅林」があるほか、季節に合わせてツクシやタンポポが並び、四季を感じることができる。 蓮町駅岩瀬浜方面ホームの富山化学工業のイメージ広告馬場記念公園や、園内の由来書きの解説によると、公園は旧制富山高校(現富山大)の跡地で 1971(昭和46)年4月に開園した。 学校は富山市東岩瀬町の回船問屋当主、馬場はるが、県内に旧制高校がなく進学を断念する人がいることを憂い、160万円余り(現在の金額で16 0億円)を県に寄付して1924(大正13)年4月に開学してた。学校がこの地にあった1924年〜1950年の26年間に、3700人余りが巣立っ た。馬場はるはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の蔵書を小泉家から買い取る資金も寄付して「ヘルン文庫」を設けた。 公園には放課後や休日になると子どもたちが遊具やサッカーを楽しみに集まり、ウオーキングに訪れる住民もいる。広大な敷地内ではパークゴルフ やテニスも楽しむことができ、地域に欠かせない空間となっている。 旧制富山高校の跡地で、1971年に市民の憩いの場として開放された。同校の開学を資金面で援助した富山市東岩瀬町の回船問屋当主、馬場はる (1886〜1971年)の名にちなんで命名され、1995年には馬場はるの尽力をたたえ園内には胸像が設けられている。敷地面積は5.1ヘクター ル。梅林があり、緑が多い園内ではパークゴルフやテニスも楽しむことができる。園内にあった富山市立北部児童館は老朽化から、園内で移転新築し 2017年4月オープンしている。 富山地方鉄道富山港線「蓮町」駅(電停)から歩いてすぐ。駐車場は旧北部児童館の跡地に整備された。12台と収容規模が小さい。公園名が長いの で蓮町公園とも呼ばれる。 |
|
県道30号線から公園入口(児童館移転新築前) |
公園から富山地方鉄道富山港線蓮町駅 |
公園の遊具広場(児童館移転新築前) |
遊具広場前から蓮町駅方向 |
遊具広場前の樹林 |
蓮町駅のイメージ広告に描かれている芝生広場 |
芝生広場のパークゴルフの練習をする人への案内板 |
馬場記念公園の由来と経緯 |
馬場はる刀自胸像(刀自は老女に対する尊称) |
蓮町駅岩瀬浜方面ホームの馬場記念公園イメージ広告 |
イメージ広告の「旧制富山高等学校・馬場記念公園」 |
馬場はるさんが亡くなるまで住んでいた馬場家住宅 2014年市へ寄贈 |
南日梅林の紅梅 |
南日梅林の桃色の梅 |
南日梅林の銘石 |
南日梅林の白梅 |
南日梅林前にある旧制富山高校の寮歌「丘の団欒に」の石碑 |
石碑の寮歌「丘の団欒に」 |
「青冥万里」バンカラ像 富山高等学校創立50年記念で設置 |
南日恒太郎先生像 初代の校長、元三高教授−学習院教授 |
1968年に設置された富山高等学校創立45年記念碑 |
蓮町駅側入口の「馬場記念公園」銘板 |
富山地方鉄道富山港線蓮町駅岩瀬方面乗場 |
富山地方鉄道富山港線蓮町駅岩瀬方面乗場 |
富山地方鉄道富山港線蓮町駅を発車したグランドプラザ前行き |
馬場記念公園北側の駐輪場 |
梅が咲くころの芝生広場 |
梅が咲くころの遊具広場 遊具の奥は富山市立北部児童館 |
富山市立北部児童館 |
富山市立北部児童館入口 |
富山市立北部児童館案内板 1920 X 1080 拡大 |
旧富山高等学校校舎 北部児童館案内板の画像をカラー化 |
旧富山高等学校校舎の正門 |
旧富山高等学校校舎の正門 |
旧富山高等学校校舎の通用門 |
旧富山高等学校校舎の正門柱の銘板 |
遊具広場付近のトイレ |
駐輪場への入口 |
北部児童館側から駐車場 |
南日梅林側から駐車場 |
テニスコート付近の樹林 |
富山市馬場記念公園庭球場(テニスコート) |
テニスコート利用案内 |
テニスコート料金表 |
テニスコート側から芝生広場 |
テニスコート側から蓮町駅側の樹林 |
テニスコート側から芝生広場 |
紅葉のころの芝生広場 |
芝生広場でパークゴルフの練習する人 |
テニスコート付近の樹林 |
藤棚前のロータリー |
藤棚 |
富岩運河水上ライン建設中の富士フイルム富山化学新工場と馬場記念公園 |
建設中の富士フイルム富山化学新工場付近の樹林 |
南日梅林の紅梅 |
南日梅林の桃色の梅 |
南日梅林の白梅 |
南日梅林の3種類の梅 |
園内のハギ |
園内のアジサイ |