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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


射水市黒河の県民公園太閤山ランドから白馬連峰 2025/01/18 撮影
白馬岳、杓子岳、白馬鎚ケ岳
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今日の列車(富山地方鉄道本線)

本線電鉄富山駅に停車中の10039+10040岩峅寺行きと10041+10042宇奈
月温泉行き 2023/10/18 撮影
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今日の動物


高岡古城公園南外濠のキンクロハジロ 2024/03/15 撮影
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今日の植物(高岡おとぎの森公園の薔薇 2015/06/08)

ブルーバユー
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地鉄、鉄道線を25年春に減便 支援で赤字補えず、
一部廃線検討か
2025年2月6日  05:00
 富山地方鉄道の鉄道3路線が今春のダイヤ改正で、利用者が少ない時間帯
を中心に減便する方向となった。同社幹部が2月5日、北日本新聞の取材に
明らかにした。同日開かれた県と沿線7市町村による支援の検討会で、同社
が自治体に求める支援額5億円に対し、2025年度の支援が2億円となっ
たことを受けた対応。運賃はアップすることが決まっている。関係者による
と、今後も十分な支援がない場合、同社は一部区間の廃線も検討するという。
 
 富山地鉄の鉄道事業は本線と立山線、不二越・上滝線の3路線。2023
年度決算は約7億円の営業赤字で、同社は2024年度も同程度の赤字と見
込む。2億円を4月からの運賃改定などでカバーし、残る5億円のうち2億
円を物価高騰対策、3億円は利用者の少ない時間帯の運行を自治体から請け
負う形とする費用と位置づけ、負担を訴えていた。

 5日の会合で自治体側は、物価高騰対策分となる2億円の支援のみを決め、
3億円分は見送った。企業の赤字の穴埋めで、さらなる税金を投入すること
を避けたとみられる。県と沿線市町村はこの支援とは別に、レール交換など
鉄道の安全性や快適性を向上させる取り組みを2023年度から行っており、
2025年度は3億円の支援が決まっている。

 支援見送りで同社の鉄道事業は厳しい経営状況が続く。同社の長瀬賢一取
締役と輿水一紀企画交通政策課長は、会合後の北日本新聞の取材に「非常に
残念。平日と比べて利用者が少ない休日を中心に、ダイヤを調整させていた
だきたい」と述べた。

 関係者によると、同社は会合前に開かれた副首長らによる実務者会議で、
自社が安定して経営できる範囲として本線は上市駅、立山線は五百石駅、不
二越・上滝線は月岡駅までだと説明。今後、自治体から十分な支援を受けら
れなければ、不採算区間を軸に廃線を検討する姿勢を示したという。

記事・画像:北日本新聞から



冬季の立山駅車内 この列車の乗客は私を含め2人 0人の場合も多い
 冬季、岩峅寺−立山間は線路維持のため2往復くらい走らせればいいので
は。立山駅は閉鎖し、ホームからの冬季用出入口を造る。


上滝線月岡駅 行き違い折り返し可能駅
 大規模団地があるが、駅から離れている。バークアンドライド駐車場は平
日は満車状態。駐車場の増設が必要。


利用が少ない、あいの風とやま鉄道並行区間 滑川駅
 日中の利用は自治体コミュニティバスで代替できるほど少ない。あいの風
とやま鉄道線は滑川−富山間17分で運賃は390円、地鉄本線は39分で
560円(IC乗車券割引)。県立滑川高校はあいの風とやま鉄道の駅から遠い。
富山地方鉄道は北陸新幹線開業後、厳しい状態が続いている。