2025/01/13
11:05
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

新湊地区内川の万葉線橋梁下から遊覧船万葉丸 2024/11/13 撮影
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今日の列車(福井鉄道福武線)

田原町駅に到着する735福井駅発田原町行き 2018/04/01 撮影
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今日のダム湖
庄川水系境川 境川ダム湖 桂湖 富山県南砺市桂
庄川水系庄川 赤尾ダム湖 富山県南砺市西赤尾
2011/06/12 撮影

境川ダムの桂湖上流の桂橋から下流側右岸 2011/06/12 撮影
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今日の植物

津幡町棚田百選「奥山田」のヒラドツツジ 2015/05/08 撮影
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城端・氷見線新車両に「新型ハイブリッド」導入
燃費良好・蓄電池長寿命
2025年1月12日 05:00
第3回城端線・氷見線再構築会議が1月11日、高岡市役所であり、あい
の風とやま鉄道に経営移管するまでに導入を見込む新車両を「新型ハイブリ
ッド気動車」にすることを決めた。燃費が良く、長寿命化した蓄電池を採用
して運用コストが抑えられる。新車両の開発を担当するJR西日本によると、
「新型ハイブリッド気動車」を使用している路線は国内になく、導入が決ま
ったのは今回が初めて。
ハイブリッド気動車は、ディーゼルエンジンと発電機をメインの動力とす
る。蓄電池が走行中に発生する電気を蓄え、加速もサポートする。ハイブリ
ッド自動車(HV)と同様の仕組みで、燃費が良いのが特長だ。
「新型ハイブリッド気動車」は現在開発中の蓄電池を使用する。従来と比
べて約2倍に長寿命化し、定期的な交換で懸念された運用コストを抑えるこ
とができる。蓄電池の出力も上がるため、エンジンと発電機の台数を半減で
きるという。
昨年7月の第2回会議では運用コストの安い「電気式気動車」を軸に検討
する方針を示していたが、新たな蓄電池を使えるめどが立ったため、JR西
日本が今回「新型ハイブリッド気動車」を提案した。
出席した新田八朗知事や高岡、氷見、砺波、南砺の沿線4市長、あいの風
とやま鉄道の伍嶋二美男社長は「コスト面が改善した新型に期待している」
「カーボンニュートラルにもなる」などと話した。
このほか、車両のドア枚数や座席の構成は、あいの風鉄道の主力電車52
1系と共通化させることも決めた。デザインは年度内に固める予定。
城端、氷見の両線は2029年をめどにあいの風鉄道に経営移管されるこ
とが決まっている。

雨晴海岸沿いを走る氷見線。新車両に「新型ハイブリッド気動車」を導入す
ることが決まった=高岡市
記事・画像:北日本新聞から
導入は2028年度末の予定で、521系同様機器が2両に分散されるため
写真のような単行運転はできない。2両または4両での運転になる。
新型鉄道車両の導入について(富山県の検討資料PDF)