2025/01/01   12:50    更新時天気  曇り 気温  8.5℃

2025年の元日も積雪は無し



射水市加茂中部の下村加茂神社


HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


射水市総合体育館裏からスゴの頭−鍬崎山間の初日の出  2019/01/01 撮影
1920 X 1080


今日の列車(福井鉄道福武線)

福井城址大名町駅に停車中の884+885越前武生行き 2018/04/01 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖
庄川水系境川 境川ダム湖 桂湖  富山県南砺市桂
庄川水系庄川 赤尾ダム湖 富山県南砺市西赤尾
2011/06/12 撮影


富山県営境川ダムの桂湖上流部からビジターセンター方向
2011/06/12 撮影
1920 X 1080


今日の植物

高岡古城公園の紅梅、白いのは雪 2016/01/28 撮影
1920 X 1080


ペンで書いても消せる紙 愛媛、紙のまち拠点に開発
2024年12月31日  15:54
 製紙業が盛んな「紙のまち」愛媛県四国中央市に拠点を置く愛媛大紙産業
イノベーションセンターが、ボールペンで書いても消しゴムが使える「イン
キ消去機能紙」を開発した。既に普及している「消せるボールペン」とは違
い、書いてから一定の時間がたつと消せなくなるのが特徴。役所への提出書
類や契約書など、公的文書での実用化を目指して研究を進めている。

 ボールペンは、インクが染み込んで乾くことで紙に固着する。センターが
新たに開発した紙は、すぐに染み込まないように表面の構造を工夫。インク
が紙の表層にとどまっている間は、消しゴムで消すことができる。表面の構
造を調整してインクの動きを制御すれば「消せる時間」も任意に設定可能で、
既に6時間タイプと24時間タイプの試作品を実証済みだ。

 開発の鍵になったのは、次世代素材のセルロースナノファイバー(CNF)。
植物の主成分、セルロースをナノメートル(ナノは10億分の1)単位にほ
ぐした極細の繊維で、密着しながら積み重ねた。これにより紙の風合いを保
ちながら、インクの保持に適した構造を実現した。

 センターは地域産業貢献型の研究施設として、2014年にオープン。開
発したセンター長の内村浩美特別栄誉教授(64)は「これまでに地元企業
と連携しながら培ってきた技術を生かして実現した」と話し、「電子化が進
む今も、信頼性が重視される重要文書には紙が使われることが多い。新しい
技術の力で社会の需要に応えていきたい」と意気込んでいる。

「インキ消去機能紙」について説明する、愛媛大の内村浩美特別栄誉教授
12月、愛媛県四国中央市


記事・画像:北日本新聞から