2024/12/17
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡古城公園の博物館前から本丸の紅葉 2024/11/25 撮影
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今日の列車(万葉線)

新湊港線西新湊−庄川口間を走るMLRV1001高岡駅行き
2023/03/22 撮影
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庄川水系境川 境川ダム湖 桂湖 富山県南砺市桂
2011/06/12 撮影

半島部展望広場から開津橋と堰堤
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今日の植物

北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅付近の菜の花畑 2015/04/22 撮影
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運賃収入、過去最高31億円の見通し あいの風とやま
鉄道2024年度決算、4年連続黒字見込む
2024年12月17日 05:00
あいの風とやま鉄道の2024年度の運賃収入は、過去最高の約31億円
になる見通しとなった。北陸新幹線敦賀延伸による観光客の増加などが押し
上げ、4〜10月の運賃収入は過去最高だった。決算は約1100万円の黒
字を見込んでいる。黒字は4年連続。
12月16日にANAクラウンプラザホテル富山で開かれたあいの風とや
ま鉄道利用促進協議会で同社が報告した。4〜10月の運賃収入は約18億
2500万円で、前年同期比6.5%増。これまで最高だった19年同期比で
2.2%増だった。
過去最高になった要因として、敦賀延伸のほか、コロナ後の社会経済活動
の高まりや2023年春の運賃値上げを挙げた。
一方、2024年度通期の営業損益は約1億9200万円の赤字となる見
通し。前年度比で約3400万円悪化する。人件費増加や電力を含めた物価
高騰により、支出が前年度より約2億8200万円かさむとみられる。収入
も運賃以外は減少傾向で、JR貨物からの鉄道線路使用料は8〜9月に水害
で貨物列車が運休した分がマイナスとなった。
通期の純利益は、県経営安定基金5900万円や国補助金などを特別利益
として繰り入れ、1100万円程度の黒字を見込む。
伍嶋二美男社長は「敦賀開業の影響で収入は増えたが、人件費や動力費、
修繕費などは今後も相当程度かかるため、これからも厳しい営業状況は続く」
と見通しを語った。
4〜10月利用者、1日平均4万1877人
あいの風鉄道の4〜10月の利用者数は、896万2千人だった。1日当
たり4万1877人で、2023年同期比で2.6%増加した。新型コロナ禍
前の2019年同期比では3.4%減となった。
北陸新幹線の敦賀延伸や大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペ
ーン」などの効果により、定期外利用者は2023年同期比8.6%増加し、
4〜10月いずれの月も2023年同月の実績を上回った。
伍嶋社長は経営安定化へ定期外利用を増やすことが必要とし「インバウン
ド(訪日客)やビジネス利用の呼び込みが必要。県内の人が使いやすいよう
バリアフリー化なども進めたい」と述べた。
経営安定基金の積立額65億2200万円
県は、県や市町村などが拠出する経営安定基金の活用状況を初めて公表し
た。積立額は65億2200万円で、利便性向上のための投資に多く活用し
ており、第1期が終了する2025年度までに過不足なく使える見通し。利
用促進協議会で県が説明した。
2023年度までの取り崩し額は44億8500万円。運賃抑制など利用
者が安く乗車するための減収補てんや、車両更新、券売機のIC対応改修な
どに充ててきた。2024年度は6億1300万円、2025年度は9億2
400万円の活用を見込む。
当初計画では積立額が64億7300万円で、減収補てんに42億590
0万円、投資に22億1400万円を充てていた。県によると、運賃収入が
好調に推移し、減収補てんが減ったという。
2026年度以降は、2030年度までの5年間を計画期間とする第2期
基金を設ける予定。県と市町村が15億円ずつ拠出する。第1期の留保分5
億円は災害に備えた安全対策費とし、使用しなければ第2期に繰り越す。



記事・画像:北日本新聞から
食材ノドグロ、食器は能作製 あいの風とやま鉄道観光
列車「一万三千尺物語」魅力向上へ
2024年12月17日 05:00
あいの風とやま鉄道は、観光列車「一万三千尺物語」の魅力アップに向け、
2025年度から車内で提供する食事に高級魚アカムツ(ノドグロ)を取り
入れるほか、鋳物メーカー能作(高岡市)の食器を使うなど充実を図る。食
材や人件費の高騰に伴い料金は値上げする。12月16日の利用促進協議会
で説明した。
富山−泊駅を往復する1号(富山湾鮨コース)と、富山駅発着で高岡駅や
黒部駅を巡る2号(越中懐石コース)がある。県鮨商生活衛生同業組合が提
供してきた富山湾鮨コースは、2025年度から粋鮨などを運営する美人家
(氷見市)が引き継ぐ。越中懐石コースの料理提供は五万石(富山市)で変
わらない。 記事:北日本新聞から

あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」 新富山口駅通過

542M泊発高岡行き 富山駅 AK20+AK06編成

542M泊発高岡行き 呉羽駅−小杉駅間 AK18+AK06編成
この編成は420Mで富山を5:31に発車6:28に金沢駅7番線に到着427Mで
金沢を6:55に発車し8:52に泊着、542Mで泊を9:13に発車し10:38高岡着、
543Mで高岡を11:15に発車し11:33に富山着後、運転管理センターへ回送
420Mは小杉駅の始発列車で福井へ行く時によく利用するが、北陸新幹線
敦賀延伸後の10月20日に乗車した時は乗客が多かった。ほとんどが金沢
までの乗車で金沢で北陸新幹線に乗り継ぐものと思われる。7番線に24分
も停車して折り返すなど特急サンダーバードがあった頃は考えられなかった。
列車が退避する必要が無くなり省エネになっている。
420Mに接続する列車は6:30七尾行きと6:31小松行き、北陸新幹線は6:46
敦賀行き、7:03東京行き。
新幹線を利用すると6:46発は速達タイプで福井に7:09に着くが、IRいしか
わ鉄道線では8:24に着く。乗り鉄には小松、大聖寺で乗り継いで行くのが楽
しい。