2024/12/06
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡古城公園西内濠大手口付近のマガモ 2024/11/25 撮影
1920 X 1080
今日の列車(万葉線)

新湊港線内川橋梁を渡る7073越ノ潟行き 2023/02/22 撮影
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庄川水系境川 境川ダム湖 桂湖 富山県南砺市桂
2011/06/12 撮影

右岸白川村加須良地区から堰堤
1920 X 1080
今日の植物

高岡古城公園護国神社付近のソメイヨシノ 2015/04/09 撮影
1920 X 1080
富山湾のシロエビ漁、今季漁獲量過去最少
前年比65%減193トン
2024年12月5日 05:00
今季の富山湾のシロエビの漁獲量は前年比65%減の193トンで、記録
がある1985年以降で最少となった。漁場がある富山市沖や伏木沖では能
登半島地震による海底の斜面崩落が確認されており、県水産研究所は崩落に
伴う海水の濁りや酸素濃度の低下が不漁の要因とみる。
4〜11月のシロエビの漁期が終了し、同研究所が4日までにまとめた。
富山市(岩瀬、水橋)は前年比62%減の152トン、射水市新湊は73%
減の41トンだった。
出足から著しい不漁に見舞われ、例年最盛期を迎える夏場になっても伸び
悩んだ。10月に入ると、新湊で前年同月の70%に持ち直し、1回の出漁
での漁獲量が平年並みになるなど、終盤に回復の兆しも見られた。
同研究所は地震発生後、ふ化して間もない幼生の分布密度を調査。5月時
点で神通川河口沖は前年同月の4%、庄川・小矢部川河口沖では2017年
同月の33%に減少したことが分かった。地震前の水準に戻るには2、3年
かかるとみている。
シロエビは「あいがめ」と呼ばれる深い海底谷(こく)に生息する。漁が
行われているのは富山湾だけで、1996年に「富山県のさかな」に指定さ
れている。

富山湾で水揚げされたシロエビ。今季は漁獲量が過去最少だった
11月15日、新湊漁港

記事・画像:北日本新聞から