2024/12/04
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡古城公園小竹藪の銀杏とイロハモミジの紅葉 2024/11/25 撮影
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今日の列車(万葉線)

新湊港線中新湊駅を発車した7075高岡駅行き 2023/02/22 撮影
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庄川水系境川 境川ダム湖 桂湖 富山県南砺市桂
2011/06/12 撮影

堰堤から境川ダム桂湖管理艇格納庫と流木処理施設 2011/06/12 撮影
流木の無償配布も行われている。
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今日の植物

高岡古城公園護国神社の椿 2015/04/09 撮影
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北陸電力敦賀火力がバイオマス発電拡大 工事完了、
CO2を年50万トン削減
2024年12月3日 05:00
北陸電力は12月2日、福井県敦賀市の敦賀火力発電所2号機で進めてい
た木質バイオマスの導入拡大工事が完了したと発表した。バイオマス混焼比
率は工事前の約1%から約15%となった。年50万トンの二酸化炭素(C
O2)排出量を削減する。
バイオマス燃料は、植物由来の再生可能なエネルギー原料。火力発電への
依存度が高い北陸電力は石炭使用量を減らすため、敦賀火力発電所2号機で
石炭の一部を木質バイオマス燃料に置き換えて燃やす「混焼発電」を200
7年9月から実施している。
新たに材料の搬送設備を設けたほか、貯蔵施設8基(1基当たり5350
トン)を整備しボイラーも改造した。
バイオマス発電の電力量は年7.5億
キロワット時となり、年間50万トンのCO2排出量削減効果がある。現在、
七尾大田火力発電所(石川県七尾市)も同様の工事を行っており、両発電所
が稼働すると計年100万トン削減できる見込み。
水力や太陽光発電の大規模導入が難しい北陸電力にとって、バイオマス混
焼はCO2排出量削減の有望な手段。2030年のCO2排出量を約880
万トン以下とする目標を掲げており、2023年度の実績は小売販売電力量
ベースで約1119万トンとなっている。

敦賀火力発電所のバイオマス燃料貯蔵サイロ=福井県敦賀市
記事・画像:北日本新聞から